こんにちは。
khakiの四枝です。
経年変化。良い言葉ですよね。
某youtuberの謳い文句で皆さんも良く耳にするかと思いますが、洋服屋の人間は大体この言葉言いがちです。
経年変化を一番楽しめるのはやはり革製品でしょう。
今季僕が購入した革製品と言えばMARMOLADAの2足。今日はその2足の経年変化を経過報告という形でお見せしていこうと思います。
どちらもまだ履き始めて20日間足らずですがそれなりに変化は見えてきました。

まずはこちらのスリングバックのタイプ。
バケッタ特有の濃淡がよりはっきりと出始めています。
履き皺も自分の履き方、歩き方の癖で綺麗に入っています。この皺の入り方も良い雰囲気に仕上がっています。
最初は数時間で足が張るような違和感を感じていましたが、数回履いてその違和感もなくなり今ではついつい履きたくなる一番楽な靴になっています。
バックル式ですが、慣れてくると凄く楽ですし、ソックスの厚みに合わせてサイズ調整も楽です。



全体的に馴染み始めているのはご覧の通り。
見た目では分からない履いた時の安心感が今はあります。
色々革靴を履いてきましたが、その先履くか履かないかは最初の1ヶ月履いてみて分かる気がします。
履かない靴って結局馴染むのが遅かったり、なんか合わせるパンツが分からなくなったりするんですよね。
鏡に映っている自分を見て足元に違和感を感じたりもしますよね。そうゆう靴は自分に合ってないって事です。

こちらのタイプまだ一足在庫があるので、新品との比較です。
色も違うしベルト部分のクタり方も全然違います。
インソールもだいぶ馴染んで良い色味に変化しています。

まだ1ヶ月足らずでこの仕上がり。
次は半年後くらいに報告しようと思っていますが、かなり良い風合いになっていそうです。
この靴ホントに良すぎて、、、。買ってくれた人はかなり満足していると思います。
続いてこちら。

入荷してからはスリングバックと交互に履いていましたが、最近は雨の日が続いていたのでサイドゴアが5連投です。
あ、決してレインブーツでは無いので雨の日推奨はしていません。
僕は昔から気にせず履くスタイルなのでそれを貫いています。
山羊革でラバーソールなので雨に弱くは無いです。ソールも登山用のプロも使うような頑丈な物なので逆に雨の日に進んで履いちゃっても良いかもしれません。




こちらも履き皺が綺麗に出始めています。
山羊はそこまで馴染みが早い方では無いので革自体はまだ少し硬さも残っていて長時間履いていると少ししんどいです。
しかし、サイドゴア特有のフィット感は馴染んでくると最高の履き心地になります。もう少しである程度馴染んできそうなので、今月はサイドゴアメインで育成を進めていきます。
革の色味や質感に関してもバケッタに比べて出にくいです。
どちらかと言うと表情が変わらないのがこの靴の良さでもあります。
足には馴染んでいくけどツラ自体はそこまで大きな変化もない。そこまで手入れを推奨する方ではありませんが、こちらのタイプはたまに油補給してあげても良いです。
見た目の変化を楽しむ経年変化と履き心地の満足感を上げてくれる変化。
どちらも育て甲斐はあります。
それではまた。
khaki 四枝
取り扱いブランド
A.PRESSE/HERILL/AUBERGE/MAATEE&SONS/NEAT/KAPTAIN SUNSHINE/STUDIO NICHOLSON/Gorsch the merry coachman/CAMBER/is-ness/Indian Hill Knitting Service/Marmolada/nine tailor/corgi/guepard/XOLO/JILL PLATNER/JUTTA NEUMAN/etc…
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