こんにちは。
khakiの四枝です。
ここ2週間くらい納品がパタっと止まり店内も良い感じにスカスカになってきました。
数少ない納品の中で紹介し忘れていた商品がとてもオススメなのでこちらで紹介します。
紹介に入る前に話したいのが、羽織が要らなくなってからのメンズのコーディネートというのは実にシンプルでレパートリーに欠けます。おそらく大体の方がシャツかTシャツを着るくらいでしょう。そうなってくると大事なのがボトムです。
当店では春夏のオーダーの際、特にボトムに関しては各ブランドで良い物があれば全てオーダーするようにしています。今季も結構な数のボトムを仕入れてきましたが、どれも完売、完売で今店頭に並んでいるのは数型程度です。
洋服が好きで毎シーズン新作をチェックしているような服オタクの方々はボトムの重要性、良いボトムはすぐなくなってしまう事を知っているからこそボトムを率先して買います。
僕が店頭で良く言うのはメンズのファッションにおいて半分以上はボトムで決まると。特にこれからの季節はボトムが大事で、正直ボトムさえ良い物を買っていれば◯二クロなんかの無地Tでもそれなりにさまになると思います。勿論うちのお客さんはそこは妥協しないと信じています。
それぐらいメンズのファッションにおいてボトムが大事だと僕は考えています。
ボトムは安いので良いやって人とは僕は仲良くなれない気がします。。。
これからの季節のボトムの重要性を語った所で本日の紹介に入ります。

キャプテンが先シーズンから展開しているベイカーパンツのデニム版。
形やディティールはオーソドックスなベイカーパンツにオリジナルのデニム素材で仕上げた1本。



ムラ糸とハイツイスト・コットンをブレンドし、旧式のシャトル織機にてゆっくりと織り上げたミディアム・ウェイトデニム。
デニム特有のムラ感が特徴的で、ベイカーパンツが少し褪色してきた良い頃合いの雰囲気です。
デニムなので本家のコットンとは違い、生地の落ち感よりがハリが特徴的で少し立体的なシルエットにも見えます。


いい意味でやり過ぎない、分かりづらい拘りが詰まった1本。
本当その辺りがキャプテンっぽいなって思います。

穿くとこんな感じです。
僕でサイズ34です。
ウエストにはゆとりがありますが、シルエット自体は太すぎずちょうど良い塩梅です。
レングスはワンクッション入るぐらいなのでそのまま穿けるレングス。


あったら絶対めっちゃ穿くよなこれ。
そんな1本かなと思います。
つい先日初めて当店にご来店して頂いたお客様がボトムでオススメありませんかと言われたので、即答でこれがオススメですと提案しました。
初めての方なので普段どういった格好が多いのかも不透明ですし、好みもわかりませんでしたが、どんな方にもハマるのがこれだと思ってお試しいただきました。
試着後鏡の前でこれは絶対穿くやつですね。何にでも合いそうだし。と。
そうです。まさに何にでも合うし、誰が穿いても合うそんなパンツです。
そのお客様はボトムを気に入って、後日シャツも購入頂きました。
キャプテンの洋服はシンプルだけど着たら良さが分かります。
1年間で何百以上もの新ブランドが生まれていく中で10年間ファッション業界の最前線でブレずに洋服を作り続けているブランド。オーバーサイズが流行ったり、モードな洋服が流行ったりもある中でブランド当初からコンセプト、作るものの大まかなベースは変えずに作り続け売れ続けている。
それだけの信頼、信用のあるキャプテンの洋服はやはり素晴らしいです。
続いて。

AUBERGEの立ち上がりの方で入荷したブラッシュストロークカモのパンツと同型となるこちら。
基本は着用した軍服墓一番上に着る防風のオーバーパンツで英国陸軍の代表的な1本。



極太のウエストスピンドルが印象的でオーバーパンツゆえに太さが今の時代に合わせやすいデザインになっています。
このパンツBRIZEが一番型紙の大きさが大きいので柄の迫力が存分に楽しめます。オリジナルにはウエストにゴムがありませんがBRIZEには最初からゴムが入っており、更にスピンドルでフィットさせる仕様です。



素材にはAUBERGE定番のかねた織物製シャトルモールスキンの製品染めシリーズとなります。
フレンチヴィンテージにありそうでないカラーを狙っています、真夏以外の通年素材として柔らかさがありながらのしっかり感はフレンチモールスキン独特の風合いでこれはゆっくりローテンションで織り上げるシャトル機、かねた織物ならではの風合いです。
実際に穿いて頂くと分かると思いますが、こんなモールスキンがあるのかと衝撃を受けるはずです。
確かに夏以外は穿けるライトな感じだけでど、AUBERGEのモールスキンの特徴でもあるモチモチとした質感は変わりません。
更にエイジングも期待出来るので、これはヘビロテ濃厚かなと。


穿くとこんな感じです。
ワイドなシルエットながらも裾のゴムで緩やかに止まるので野暮った過ぎない見た目です。
もう少し暖かくなったらユッタのサンダルにTシャツ1枚とかで穿きたくなります。

STYLE
シャツ:KAPTAIN SUNSHINE “Relaxed Polocollar Shirt” -LIGHT GREEN- ¥33,000-(intax)
キャップ:BLUESCENTRIC “METEOR RECORDS HAT” -GREY- ¥6,380-(intax)
冒頭でも話した通りボトムが減ってきています。
この辺りも間違いなく買っておけばよかったと思いそうな類なので是非お早めに。
全く別の話ですが、MAATEEの俺チノは明日入荷します。
こちらでも予約も受けているので確実に購入しておきたい方はお願いします。(BEIGEは全て完売です。)
それではまた。
khaki 四枝
取り扱いブランド
A.PRESSE/HERILL/AUBERGE/MAATEE&SONS/NEAT/KAPTAIN SUNSHINE/STUDIO NICHOLSON/Gorsch the merry coachman/CAMBER/is-ness/Indian Hill Knitting Service/Marmolada/nine tailor/corgi/guepard/XOLO/JILL PLATNER/JUTTA NEUMAN/etc…
ACCESS
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