HERILLの本気。

こんにちは。

khakiの四枝です。

今日は当店にしては珍しく忙しかったのでブログを更新しようか迷いましたが、土曜日は見てくれる方が多いので頑張りました。

しかも結構重いやついきます。

まずは軽めのジャブ程度にこちらを紹介します。

去年の秋冬このシリーズの初代アヒルちゃんが爆発的に人気になる事を誰が予想しただろうか。

それを予想したバイヤーは大したものです。

取り扱っていた店舗はどこも即完、、、、いやおそらく1点しか付けていないはずです。

それにしても一世を風靡したアヒルちゃん。

そんなアニマルシリーズに新入りが加わりました。

トナカイです。

犬も居ましたが初日で完売してしまいました。

何とも愛おしいツラのトナカイ。古着に転がっているニットにこんなのありますよね。

大体見つかってもレディースサイズだったり着丈めちゃくちゃ短かったり、チクチクしたりで着れない事が大半なので、お店的にもほぼディスプレイ感覚で置いてるお店も多いですね。

そんなみんなが着たかったけど着れなかったあのニット達をHERILLが着れるサイズ、しかも超極上カシミヤで作ってくれました。

ゴールデンキャッシュやホールガーメントともまた違う質感のカシミヤで、使っている糸の量はかなり多く重厚感があります。

暖かさで言ったらゴールデンキャッシュも凌ぐレベルに仕上がっています。

着心地は言うまでもありません、極上、極上、超極上。

HERILLのニットを着ると他のニットが着れなくなるのでそれだけが唯一の欠点です。お金が保ちません。

大胆な2トーンの切り替えが粋です。

HERILLのニットはとにかくリブの強度が高いのも特徴の一つです。

長く着ていく上でリブの強度の高さはとても重要です。

着るとこんな感じ。

僕でサイズ2を着用。

まあ大体の方はこのサイズで良さそうです。

170~180cmはこのサイズでいけます。

実際着るとまた違いますね、僕はあまりこの言葉を発することをしませんが、これは可愛いです。

こんなに心の底から可愛いと思える服は久々に出会った気がします。

女子ウケ100点でしょうね。

このニットがめちゃくちゃ使い勝手良いかって言われたらそんな事はありませんが、これを1枚で着れる時期を思いっきり楽しんじゃえば良いんではないだろうか。

勿論インナーにも着れますが、これは1枚で着てなんぼのニットでしょうね。

アームの太さだったり肩の落ち具合、身幅や着丈のバランスなどトータルで見てシルエットは最高です。

まさに誰が着ても似合うサイズ感ってやつです。

何を迷ったかこのニットオーダーしているお店少ないそうです。

このシリーズを毎シーズン出す事は考えにくいので、少しでも欲しいと思ったら迷わず購入することを推奨します。

こんなのメルカリで安くで出るの待ってても出ませんよ。

カッコよ。

続いて今季のHERILLの大トリに相応しい1着の紹介。

HERILLのトップオブトップ。

このダッフルなんでこんな高いのか疑問だった方も多いと思います。僕が知る限りではちゃんと紹介しているお店もありませんもんね。

こんな高い商品は良さを分かって納得した上で購入して欲しいので僕はしっかりと紹介しますよ。

実はこれを超えるバケモノコートがありますが、それは一旦忘れます。

ブランド創立から秋冬の定番として展開され続けているブランドの顔とも言える1着。

しかし、取り扱ったことのある店舗が意外と少なく国内で見ても流通数は全く多くないはずです。

その理由は一つ、、、、、値段。とにかく高いです。

それもそのはずカシミヤ100%でオリジナルのヘビーメルトン生地を製作して使っています。まさに超が3つぐらい付く極上の生地を使用したダッフルコートなんです。とんでもない量の糸を使っているそうで、価格はどうしても上がっちゃうそうです。

これほどのボリューム感のある見た目ながらとても軽量、しかし目の詰まったメルトンは一切風を通すことはなく、かつ保温性は高く肌触りもとても滑らかです。

デザイナーの大島さんは冬になるとこのダッフルしか着ないという生活を5年程繰り返しているそうで、その実物も見せてもらいましたが、全くの別物でした。製品としては少しカリッとした仕上げですが、着用を重ねることで少しずつ起毛感が出てきてまるでゴールデンキャッシュのニットの様な肌触りに変化していました。こんな生地触った事がありませんし、ただただ感動しました。

ボリュームたっぷりなダッフルコートは、WWII時代にロイヤルネイビーで採用されていたヴィンテージを元に、センターからずれたトグル、太い袖、ボリュームたっぷりなパッチポケットなど。

ヴィンテージへの造詣が深いデザイナーならではのディティールやサイズへのこだわり。

製品の段階ではフードもパキッとしていますが、大島さんの私物はクタッとしていました。

あそこまできたらゴールなんでしょうか。

僕のブログでも良く言う言葉で今が一番カッコ悪い。一番カッコ良いのは3年後だと言っていますがまさにこのダッフルもその類です。

この状態では満足してはいけないこの洋服の本領が発揮されるのはこれからだ。

着るとこんな感じ。

着た時の高揚感が凄まじいです。

このコートに関しては長いめを見て買う人が大半だと思うのでサイズ選びが超重要だと思います。

178cm76kgガッチリ目体型の僕でサイズ3を着用しています。

ダッフルは少し大きいぐらいが一番いいサイズです。

サイズ2でも着れますが、ジャスト過ぎると今回ぐらい厚手のニットを着た時に袖の長さが気になりました。

158~164cm サイズ0

165~170cm サイズ1

171~175cm サイズ2

176~ サイズ3

僕的にはこのサイズ選びがオススメです。

アームは太めなのでインナーは何でも着れます。

これ単体で暖かいのでそこまで着込む必要もありませんが。袖はインナーに厚手のニットを着て手に少しかかるぐらいがベストかと。

全ての要素を含めて最高の洋服です。

現代の国内のプロダクツでは間違いなく最高峰の1着と言えます。

おそらくこれを買うとなると大半の方が1着の洋服に対しての最高額更新となることでしょう。何なら後にも先にもこれを超える洋服を買うことはないでしょう。

そんな洋服を買うんだったら絶対後悔しない、一生着ると断言出来るものを買うべきです。

これは一生物です。これが本当に本当の一生物。

絶対に後悔させません。

冬のボーナス全ツッパの価値ありです。

どうぞご検討下さい。

因みにフルサイズオーダーしていましたが、サイズ1,2は売れてしまいました。僕が着ているサイズ

3のみとなりました。

今月中に売れなければ自分で買おうと思っています。

また、来季以降は店頭分ではオーダーしません。個人オーダーは承りますのでご希望の方はDMもしくわお電話にてお問い合わせ下さい。

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

A.PRESSE (アプレッセ)/HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/NEAT (ニート)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/CAMBER (キャンバー)/is-ness (イズネス)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/Eddie Bauer Black Tag Collection (エディーバウアーブラックタグコレクション)Marmolada (マルモラーダ)/nine tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/XOLO (ショロ)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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