まだ見ぬ未知の世界。

こんにちは。

khakiの四枝です。

僕の趣味は洗濯です。

洗濯が趣味と言うよりは洋服に水を通すのが好きです。

僕のセレクトする洋服の多くは洗って、ガシガシ着てを繰り返すことで生地の風合いが増すモノです。やっぱり本当に良い洋服って言うのは着ているだけで気分が高まる、最高の着心地だったり、パターンの良さから成る絶妙なシルエットだったりをクリアした上で着る頻度が高い服だと思います。

いくら良い洋服でも気を使うだったり、合わせ方が難しいだったり、デザインの主張が強すぎたりするとそれは遅かれ早かれクローゼットの奥に埋もれていくものです。

僕の考えとしては、今年流行りに流行った超旬なオーバーサイズの柄ニットを買うぐらいならゴールデンキャッシュ買うよって、思考です。その時のテンションで買う洋服も良いとは思いますが、どうせ高いお金を払って買うなら永く着用したいと思うのが大人の考え方でしょう。

見る人が見ればつまらないお店かもしれないけど、khakiの洋服を買ってくれた人は満足してくれる。きっとまたkhakiで買い物しようと思ってもらえると信じています。

これからも本当に良い洋服に拘ってセレクトしていきます。

少し話が逸れましたが、今回紹介する洋服はこれまで僕も見た事も、触れた事も無いような僕の知らない未知の世界でした。

AUBERGE (オーベルジュ) 24AW “GABRIEL” -Black Tweed- ¥198,000-(intax) 着用サイズ44

AUBERGEが作ったシャネルツイード。

今までも様々な生地をオリジナルで作ってきましたが、これは全くの別物、いや別格の生地でした。

フランス本国のシャネル社が依頼している日本でほぼ唯一とも言えるシャネルツイードを量産している機屋に依頼したもので、現存する木製シャトルを駆使するションヘル織機を超低速で動かしながら織り上げた物。

様々な糸にAUBERGEクロスを8ミリカットしてミックス。

この生地を織り込もうとする発想がまず凄いです。本来のシャネルツイードには力強さと言うよりはアート性、女性的なイメージが強くメンズの洋服に落とし込むには限界があります。今回のAUBERGEのオリジナルファブリックにはメンズらしい力強さもありつつ、アート的、アルチザン的な要素をも兼ね備えたまさに理想的なモノとなっています。

そこで僕が思ったのは一つ。これは洗って、着まくったらどうなるのだろうか。そう、こんな生地は勿論所有した事がないから経年変化の様が見当もつかないのです。

生地の変化を楽しむマニアとしてはこれがどうなっていくのか気になってしょうがないです。これまで沢山の洋服を所有してきて生地に触れればある程度生地の変化に予想はつきますが、これは難しい。

ここまでの作り込み。良くならない訳がないとだけは言えます。

それにしても気になります。

襟からジップ周りの縁部分まではデュプイ社のシボ革を使用する事でより高級感のある、そして重厚感のあるデザインになっています。

唯一擦れて劣化しやすい部分にレザーをあてる、しかもこんな高級レザーを使用するあたりに、このジャケットに対する小林さんの拘りを感じます。

形としては、バブアーのトランスポートをイメージしたとの事。

レイヤードのしやすい丈感で短すぎる事はなく万能なサイズ感と言って良いでしょう。

フードは取り外しも可能。

その時の気分であってもなくても。

STYLE (Model 176cm53kg)

カットソー:AUBERGE (オーベルジュ) 24AW “BASQUE MERANGE” -Gray Black Top-¥ 50,600-(intax) 着用サイズ44

ボトム:AUBERGE (オーベルジュ) 24AW “GARJAT” -Sunburn Black- ¥46,200-(intax) 着用サイズ40

シューズ:MARMOLADA (11月頭発売予定)

シンプルに取り入れるだけで充分。

この洋服が持つ存在感を持ってすれば余計な事しないのが無難でしょう。この存在感の強さが飽きると言う方向に向かうかと言ったらそうではない。きっと今以上に良い風合いに生地が変化していくからです。

反則的にカッコいいLOOKも一応載せておきましょう。

さて同じくAUBERGEシャネルツイードから最後のピース。

AUBERGE (オーベルジュ) 24AW “CANBON” -Black Tweed- ¥79,200-(intax)

ラストピースはカバンです。

これはやられましたよ、、、。いつもの流れなら帽子かなって思いましたがそっちできましたか、、、しかも絶対良いやん。

しかもジャケットに使われているデュプイ社シボとのコンビって、、、、、良いに決まってます。

カバンすれば通年使えるし、毎日使う物だからより早く生地の変化を楽しむ事も出来る。正直売れないで欲しいです。めちゃくちゃ欲しいです。

少し前にインスタライブでkhakiさんはカバンの取り扱いないんですか?とコメントが入りました。僕の答えとしては、欲しいのがないからオーダーしていないだけです。

1番最後にオーダーしたのは自分でも購入したキャプテンのヘンプ素材のショルダーバッグです。あれは名作入りですね。

基本的に僕が欲しいと思わないとオーダーしないのはカバンも同じで、、、、久々に欲しいと思えたのがこのAUBERGEのCANBONでした。

自分の系統にもバッチリハマりそうだし、今季はレザーアイテムを買ったからそのスタイリングにも尚更ハマりそう。

ただ持っているだけでこれだけの存在感。

シボ感がなくなるぐらいまで使い込んだらきっとツイードも最高にクールな表情になっている事でしょう。

こちらのシャネルツイードシリーズは生産出来る数が極めて少ない為オーダー数量もマックス2点までと制限があります。

こちらのジャケットもカバンも2点ずつの入荷です。

本日入荷で共に在庫は1点ずつとなりました。

僕の知らない、まだ見ぬ未知の世界。これは僕としては絶対所有して変化を見てみたいと思っています。

ここはどうにか手に入れたいところですが、皆さんがそれをさせてくれるのか、どうなのか。

きっと死守されるんだろうと思っていますよ。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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