こんにちは!
khakiの肥後です。
鹿児島は気温が上がったり下がったりと着るアイテムに迷う時期ですが、今回は僕の1週間コーデを紹介させていただきます。
本州にお住まいの方からすると少し寒そうに見えるかもしれませんが、これがリアルな出勤コーデです。完全に私物なので今シーズン購入したものだけでなく、前のシーズンや古着もMIXしております。
実は撮影するタイミングが前回の私物MIXのスタイルと同じだったので、若干見覚えがあるスタイリングもあるかもしれませんが、そちらも改めて見ていただいてお楽しみいただければと思います。
それではやっていきます!
1日目。




シャツ:HERILL 着用サイズ1
カット:VINTAGE
シューズ:CHAMULA
まだ数回の着用ですが、早くもベストバイ候補のマーティーの極上ルームパンツ。デザイナーの松村さんが冬に着まくったという隠れた名作です。
自分にはラフすぎる気がして似合わないと思い、これまで敬遠してきたニットパンツですが、マーティーらしいストンと落ちる微フレアの綺麗なシルエットとサイドのパイピングにやられました。
このシルエットやデザインによって野暮ったく見えず、部屋着感がない。これ単なるルームウェアとして着用させる気が全くない気がします。
そしてウールの着心地の良さを正直舐めてました。super160s、こいつはやばいです。原料のクオリティが上がるだけでこんなに変わる物なのかと。穿き心地が抜群にいいです。そしてめちゃくちゃ温かい。いや、本当に最高ですよ。。。
そんなパンツに合わせたのがへリルのワークシャツ。カジュアルになりやすいニットパンツなので上品な雰囲気があるへリルの白シャツを合わせました。
とはいえこのへリルの白シャツは、生地としては上品な雰囲気ですが、オーバーサイズのワークテイストデザインなので気兼ねなくガシガシ着れます。普通に洗濯機で洗ってノーアイロンで着ています。写真ではわからないですが、よーく見るとうっすら汚れも数箇所あるんですが、このシャツは着まくって汚れすらもいい雰囲気になる白シャツだと思っています。
白シャツって気を遣うから意外と選ぶの難しいですよね。ガシガシ着れるへリルはまじでオススメです。
客観的に見たら少し寒そうに見えますが、マーティーのパンツが温かくてお腹が冷えないので何も問題ありません。
今年は秋がなかったなんて声もありましたが、温かいパンツがあるとシャツを1枚で着たり、秋っぽいスタイリングを楽しめますね。
2日目。



カーディガン:KAPTAIN SUNSHINE 着用サイズ40
カット:VINTAGE(FIGHT CLUB)
ボトム:MAATEE&SONS 着用サイズ2
シューズ:Clarks × Hender Scheme
今日はキャプテンサンシャインのアルパカカーディガンがメインです。このモヘアを彷彿とさせる毛足の長さは非常に存在感があってヴィンTと合わせた時の雰囲気が最高です。
アルパカが着心地がいいのは前々から知っていましたが、このロイヤルベビーアルパカはまた別格でした。Tシャツ1枚で本当に温かいし、フワフワで極上の肌触りです。
特にTシャツ1枚の上に羽織ると肌触りの良さや温かさをめちゃくちゃ感じるので、着ていて非常に気持ちいいです。これだけで十分温かいからこそ、涼しくなってきてもお気に入りのTシャツのデザインを見せることができるのが、ヴィンT好きとしては嬉しいです。
シンプルなブラックのカーディガンは多くのブランドが出していると思いますが、普通すぎるとどこか真面目な感じになるんですよね。へリルの白シャツもそうですがシンプルなものほど、意外と難しいですよね。ヴィンテージのようなオーラもありつつ、古いニットに比べて着心地や温かさが段違いにいい。それでこの価格。コスパ最高のいいカーディガンに出会えました。
合わせたパンツはマーティーの俺の軍パン。ファーストシーズンに購入したものです。当時この絶妙なストライプ柄とボリュームのあるシルエットに惹かれて購入しました。
当時のサイズ2なので今でいうところのサイズ3になります。初期はフラシで穿けるんじゃないかっていう長さだったので縫い代が短いのが写真でも分かるかと思います。雰囲気はスラックス、ディテールは軍パン、裾はデニムっていうのが僕の軍パンです。
ジェフリーの時も思いましたが、マーティーは絶妙な柄の出し方がやっぱりうまいなと思います。スタイリングへの馴染みもよく、程よくアクセントになります。普段柄を穿かない方でも挑戦しやすいですよね。
3日目。




アウター:VINTAGE
トップス:Gorsch the merry coachman 着用サイズ50
ボトム:HERILL 着用サイズ1
シューズ:KLEMAN
当店の制服と言われるへリルカーゴを使ったスタイリングです。このパンツについてはこれまで何度も語ってきましたし、既に知っている方も多いので今更語らなくてもいいかなと。。。
このゴーシュのヴィンテージファブリックを使ったシャツは、裾のラウンドがレイヤードした時にいいアクセントになると思っています。昭和初期のシャツがデザインベースなのでタックインしやすくするためのラウンドかと思われますが、現代では中々見ないシルエットなのでしっかり存在感があります。袖の膨らみや立体感は袖のタックで綺麗に収まっていますが、ボタンを外すとふわっと広がっていい雰囲気になります。
プルオーバーシャツのような前立てもいいですよね。耐久性UPのためでしょうか、1番下のボタンホールだけ横向きです。
改めてゴーシュのシャツは細部に遊び心が効いていて、でもそれが目立ちすぎることなくうまくまとまっているのがすごいなと思います。デザイナーさんのこだわりを感じますね。
久々にフレンチのカバーオールを羽織りましたが、たまに着たくなります。フレンチ特有のブルーの色味やカバーオールの形がいいですよね。
4日目。



フーディ:MAATEE&SONS 着用サイズ4
ボトム:AUBERGE 着用サイズ40
シューズ:どこかのブランドのセレクトショップ別注モデル(8年前くらいなので忘れました)
この日初めてマーティーのルームウェアのフーディを解禁しました。
同じsuper160sなので着心地の良さや温かさはもはや言うまでもありません。フワフワもちもちの素材で首元まで包まれて本当に最高です。着心地いい系のニットフーディは持っていなかったのですが、本当に病みつきになって冬はこればかり着てしまいそうです。松村さんの気持ちがわかりました。既に来年も買い足したいです。
一見するとシンプルなフーディでも、ニットになるとカジュアルなだけじゃ無いというか、上品な感じもあってまた雰囲気が変わるなと思います。一時期ヴィンスウェにハマっていたことがあったので、個人的にはこのリブやフードなどのディテールも堪らないです。しっかりとしたニットフーディだからこそフードの立ちが綺麗なのも嬉しいポイントです。
パンツはオーベルジュ定番のシルエットのパンツ。イージー仕様で楽に着用でき、しっかりボリュームがありながらレングスが長すぎない、いいバランスのシルエットです。
今シーズンの日焼け加工のパンツもそうですが、オーベルジュは本当にアートとしてテキスタイルの使い方や加工がうまいですよね。雰囲気はありながらやりすぎていないので、スタイリングへの馴染みがよくて取り入れやすく、しっかりアクセントになる。しっかり作品性のある加工や柄なので、古着とは違って汚い感じにならないのもいいですね。
5日目。




カーディガン:KAPTAIN SUNSHINE 着用サイズ40
シャツ:VINTAGE(70s)
カット:VINTAGE(PULP FICTION)
シューズ:CHAMULA
ここにきてキャプテンのカーディガンとマーティーのルームパンツが再登場しました。
この2つは本当に極上の着心地なだけでなく、なんにでも合うのでついつい手にとっていまいます。気温が下がるともっとヘビロテすることが確定していますね。上下極上の素材に包まれると本当に最高です。
お洒落は我慢なんて言葉もありますが、全く我慢する必要なんてないですよね。
今回はインナーにヴィンテージシャツを挟んだレイヤードスタイル。冬はやっぱりレイヤードがしたくなります。ワントーンでまとめつつ、若干色味を変えているのがポイントです。ダークトーンでまとめることで古着もどこか上品な雰囲気がしますよね。
ダークトーンでまとめているけどキメすぎない、ニットパンツのこのリラックスした雰囲気が非常にいいなと思っています。これまでニットパンツを穿いてこなかったことが自分でも信じられません。僕と同じくこれまでニットパンツに皆さん。これは本当にスタイリングの幅が広がるのでオススメですよ。
6日目。




デニム:Casey Casey
シャツ:Gorsch the merry coachman 着用サイズ50
カット:Olde Homesteader 着用サイズ42
ボトム:M-47
シューズ:Paraboot
以前インスタライブのベストバイ企画で紹介したCasey Caseyのデニムジャケット。正直Casey Caseyは有名どころしか見たことないのですが、これは当店のBRAND USEDで購入しました。
オーベルジュの日焼け加工でも思いましたが、最近は落ち着いた加工も多いですが、やはりクラッシュな加工は目を惹くものがありますし、一気にスタイリングの雰囲気が変わります。Y2Kブームもあってか、改めてこのアルチザンの手作業のような加工の雰囲気が非常にいいですよね。
時々BRAND USEDに商品を追加していますが、良い物が破格の値段で出ていることがあるので古着興味ない方も定期的に見てみるのをおすすめします。逆に着こまれた雰囲気が良かったりするものも多いです。
3日目に登場したゴーシュのシャツは洗う前でしたが、2回洗ったのでふっくらとして着心地が良くなり、よりいい雰囲気になりました。せっかく数の少ない希少なヴィンテージファブリックなので、リアルなヴィンテージみたいにガシガシ着て育てたいですね。実際着てみると、色の数は多くても思っているより何にでも合うのでヘビロテしようかなと考えています。
何回かの着用でも店頭のものとだいぶ雰囲気が変わりましたが、この奥行きのある生地はもっといい雰囲気になりそうです。将来有望ですね。
最終日。




カーディガン:VINTAGE
カット:VINTAGE(Bjork)
インナー:Indian Hill Kniting Service(最強サーマル)
ボトム:Gorsch the merry coachman 着用サイズ82
シューズ:MAKERS
久々にヴィンテージのモヘアのカーディガンを着ました。
正直温かくないし、肌触り良くないので長袖の上に着ることしかできないので、じゃあ結局いつ着るんだって感じですが、この色味の良さはたまに着たくなります。でも正直次買うなら同じ値段でキャプテンのアルパカみたいな、現行でいい生地のものを買いたいなと思います。
合わせたパンツは今季のゴーシュのスラックス。
何回か洗濯したことでクリースが取れ、生地もだいぶ柔らかくなって穿きやすくなりました。店頭の物ともだいぶ雰囲気が違います。ヘリンボーンなので気兼ねなくガシガシ着れて、洗った後なんかもシワが気にならず、形が綺麗な点も最高です。
クリースが取れたことでいつもの位置で綺麗に穿くだけでなく、少し落としてカジュアルに穿いたりと着こなしの幅を楽しめるようになった気がします。この生地の厚みでも、何色もMIXした美しい色味は上品な雰囲気があって、スタイリングのいいアクセントになります。通年穿ける素材が注目されがちですが、やっぱりその時期ならではの色や素材のパンツは穿きたくなりますね。
いま時期だと大体こんな感じです。
実際鹿児島だとまだまだ気温が高くて、日中は半袖1枚の方も多いです。僕は暑がりなので、もっと寒くなるとインナーを調整したり更に重ね着したり、冬のアウターを羽織ったりといった感じです。
改めてこの時期はレイヤードを楽しみたいのでやっぱりベストが欲しいなと思いましたね。。。今年は買えなかったので来年こそは絶対買おうと心に決めました。
少しでも皆様の参考になると嬉しいです。
それではまた!
khaki 肥後
取り扱いブランド
HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…
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