家庭機ニット。

こんにちは。

khakiの四枝です。

僕はMAATEEの展示会でまず松村さんに聞くことはあります。

「1番ヤバいのはどれですか?」

1番ヤバい=1番拘っている物。

そう問いかけるとすぐに今回紹介する家庭機ニットを紹介されました。

だいたい展示会では細かい説明までは受けませんが、何となくヤバい事はわかりました。そして袖を通した瞬間にオーダーする事が決まりました。

それでは本日の紹介です。

MAATEE&SONS (マーティーアンドサンズ) 24AW “家庭機P/O SWEATER” ¥154,000-(intax)

家庭機には家庭機にしか出来ない事があります。

ちなみに家庭機は昔のおうちにある家庭用編み機です。ググったら、あーってなると思います。

変幻自在にある程度自由に糸を使える事です。通常7ゲージなら7ゲージにはまる糸しか入れられませんが家庭機はその制約を壊すことができます。

今回のニットもその制約を壊して自由自在にぶち込んで作られています。

ベースとして使われるのはカシミヤ90にセーブル10です。

セーブルは正直全く知らなかったので調べたら軽くてしなやかで装着している感じがほぼない様な素材らしく、高級マツエクに使われる様です。それをカシミヤとミックスさせるんですね、、、。発想が凄い。

ボリューム感はほどほどに。

見た目はザラっとしてそうですが、カシミヤパワーでチクチクとは無縁の極上の着心地。僕はこのギャップにやられました。

この手のニットは見た目が良いけど着心地は微妙が鉄板だったので、やり切ってくれた事に感謝です。

ベースとなるカシミヤセーブルにモヘアやたドネガルやらカスリ染めやらを家庭機屋にお願いしてぶっ込んでもらったのが今回の様々なカラーパターンのラインです。

なので良くみると色味が違ったり、素材が違ったりで、個体差もあるので全て1点ものになります。

この自由なデザイン性が家庭機ならではの強み。

20年以上前のドリスヴァンノッテンのコレクションではニットが特に評価が高く、その中でもデザインとして際立っていたモデルは決まって家庭機で編まれた物でした。

より現代的にリアルにそして極上に昇華させたのは今回のMAATEEの家庭機ニットです。

裾はロール。

着丈はジャストぐらいの丈感に仕上げています。

着丈が少し気になる方は優しく引っ張ってあげて下さい。調整は可能です。

僕なら白シャツ、白サーマルを裾からちらっと覗かせたいですね。

CHARCOALの配色もまた最高に良い。

店頭でも既に何度か接客していますが、皆さんが同じ事を口にする。どっちも良い選べない。

そうなんです。既に持っているニットとも全く属さない異色のニットが故に色味が被っているぐらいでは買わない理由にはならない。

どちらかしか無ければそのどちらで良かった、、、そう思えるほどに。

無地で上質で良いニットは世の中に沢山ありますが、デザイン性が完璧で上質であり、着心地も良いニットはそうは出てきません。それを家庭機で仕上げてくるニットなんて尚更ないでしょう。

見た目でここまで心が躍るニットはそう出会えない。

それでいて極上の着心地とくればこの値段にも納得はいきます。

値段を聞いた時ほとんどの方は値段にまずは驚きます。そして一応試着をします。

その数分後には会計をしています。

着ればきっと分かります。

是非お試しあれ。

それではまた!

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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