こんにちは。
khakiの四枝です。
いよいよ入荷ラッシュに突入したようです。
本日もAUBERGE&HERILLより入荷がありました。
何もする事がない期間が長かった為少し入荷があっただけでだいぶバタついてます。オンラインの撮影にインスタ写真の撮影に1分間スピーチの撮影にkhaki style用の撮影に、、、撮影ばかりで最近は自分の職業が何なのか分からなくなる事もあります。
カメラに詳しい方は是非店頭でお話ししましょう。
さて本題に戻りましょう。
今日はまずこれしかないっしょって事で。

今季のAUBERGEで1番注目されていたのはこのコートで間違いないでしょう。
僕も生地の説明を聞いて、それは凄い、、、、、値段聞くの怖い、、、そんなテンションでしたが、僕の中では意外と安いなってそんな印象を受けました。
想像では398,000+tax-でした。
とりあえず生地について力説している文章を小林さんより頂いておりますのでそちらを引用。
16世紀前後の大航海時代、カリブ海一帯を統治していた大英帝国は、とあるコットンの品種を大変珍重し献上品として大切に育てていた。19世紀に入り、害虫により、その生産がストップしたが1903年にイギリスがもう一度この品種の商業栽培にトライし、種の継続に成功した。その品種の海島綿をV-135と名付けた。その後半世紀にわたり栽培は続いたが、1950年代にまたもや致命的な害虫のダメージでそのすべては失われた。しかし、我が日本の海島綿協会は奇跡的にそのV135の種子を独自に入手、2000年代初頭からカリブ湾沿いの国ベリーズで復活へのトライが始まった。そして10年の月日を経て2010年頃から商業レベルの生産がスタート。それから約8年に渡りV135の商業栽培が続けられたが、残念ながら2019年を持って全ての栽培が終了になった。今回このコートを作った素材はその2019年最終年度に紡績されたV135のデッドストック糸を100%使用したダイワインターテックにより伝統のバーバリーソラーレギャバジンとしてAUBERGEが完全別注品として甦らせた物なのである。大英帝国400年、エリザベス1世が愛した超長綿の原種のDNAを唯一有するV135。これ以上のコットンはもはや世界に存在しない。
凄いのは分かったけど結局どこが良いのってなる方がほとんどだと思います。
同じコットンなんだからそんな変わらんでしょって、、、、。
いやいや全然違いますよ。
一般的な綿の1.5倍の繊維長を持つシーアイランドコットン、その中でも最上位品質として全てを凌駕するのがこのV135です。
コットンでありながらシルク同様とも言えるほどに光沢を放ちながら非常に滑らかで最高の肌あたりです。シルクでは再現の難しいハリコシを兼ね備えた、コットンだからこそ出来る、いやV135だからこそ出来た生地です。
見た目からも漂う王者の貫禄、そして着ている本人にも至高の着心地を体感させてくれる、究極の嗜好品と言っても良いでしょう。
我々服好きにとってもタイロッケンコートのゴールはこれであると誰に聞いても異論はない事でしょう。

展示会が行われる少し前から今回そんな恐ろしい生地が手に入ったと連絡があり、その生地をどんなアイテムに落とし込んでくるのだろうかと楽しみしていましたが、100点満点の回答で安心しました。
「タイロッケンコート」
恐らく服好きの方なら誰しもが聞いた事や袖を通した事があるであろうタイロッケンコート。
そこにこの究極の生地を採用するあたり、本当に素晴らしいと思います。
めちゃくちゃ普通のステンカラーコートとかだったらどうしようって思ってました。
そこは小林さん、いつか出したいと思いシルエットやディティールに関して模索してとの事で今回の生地との出合いで一発回答だった事でしょう。
シルエット、ディティールに関しては微調整程度でまとめています。
あくまで王道には逆らわずにあくまで微調整、アームを少し太めに、身幅はたっぷりと、着丈を少し短くとその程度で、既に完成している原型だからこその敬意を感じます。

漢なら背中で語れ。

見えない所にも気を遣って初めてお洒落だろ。
そんな無言の圧を感じてしまうほど、、、、見惚れてしまう程の完成度の高さ。
当店でのブログを見ている方なら分かってくれると思いますが、当店ではほとんどコートをオーダーしません。滅多にコートをオーダーしない僕が即決で決めたこのコートはオーダーしないと「本当に良い服を」に嘘をつくことになると思ったのでしっかりオーダーさせて頂きました。
こんなに素晴らしいコートが日本のブランドから出るんですね。
日本のデザイナーさんは素晴らしいです。

タイロッケンコートと言えばボタンレスなのでベルトを絞って前立てを締めます。この時のツラがめちゃくちゃにかっこいいです。
商品なので甘めにベルトを締めましたが、本来はもっとギュッといってしまっても良いと思います。
このコートを着ているだけで全ての動作がカッコ良く見えてしまいそうな、、、、そんな気すらしてしまいます。

STYLE (Model 176cm53kg)
シャツ:ULTERIOR(アルテリア) 25SS “SILKY SOFT TWILL SHIRT” -OFF WHITE- ¥36,300-(intax) 着用サイズ5
ボトム:ULTERIOR(アルテリア) 25SS “VINTAGE WASHED SELVEDGE DENIM 5P PANTS” -FADED BLUE- ¥49,500-(intax) 着用サイズ4
勿論今季オーダーしたコートは全てのブランドを含めてもこの1型です。
当店が今季オーダーしたコートは全てのブランドも含めてこの1型、これが今季当店として提案する究極のコートになります。
こちらのコートに関しては取り扱い店舗各サイズ1点ずつのオーダー制限のある品番になります。当店ではサイズ38.40.42が1点ずつの入荷で既にサイズ40は完売となりました。
AUBERGEとしても今季が最初で最後の展開になると公表しておりますので、次はありません。迷っている時間は無いと思うので一生モノのコートをお探しの方は是非。
発売日
店頭 販売中
オンライン 2月16日(日) 20時より
それではまた。
khaki 四枝
取り扱いブランド
HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…
ACCESS
住所:〒892-0827 鹿児島県鹿児島市中町4-10 岩元ビル1F
営業時間:12:00~20:00 定休日 水曜日
電話番号:0998039707
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