今回限りの1足。

こんにちは。

khakiの四枝です。

最近僕のマイブームでもある月頭に行われるゲリラ販売。

ネタは決まってマルモラーダになる訳ですが、これに関しては僕も嫌がらせでやっているのではなく、実際にマルモラーダは納品が全く読めなくて今季入荷分に関しては元々6~7月予定でしたが、蓋を開けると2月には納品が始まっているというね、、、、。

そして、数もオーダー数入荷するかも分からない、ドロップ品番になる可能性もあったりするので全てのお客様共通で予約は受けないようにしています。

入荷時期も全く読めないので入荷連絡等も行っておらず、、、今季の入荷時期に関してはセレクトブランドの入荷と被った事もあり、中途半端なタイミングで販売するのはアレかなと思い、、、せめてもの配慮でクレジットの枠が復活する月頭に販売しています。

有難いことに入荷待ちにしている方も多く、毎回瞬殺になっておりますが、オーダーの数量を増やす予定はなくだいたい1型6~10足程度に抑えております。

結構スリングバックのブラウン１点狙い、サイドゴアのブラック狙いのように1点狙いで構えている方も居ますが、実はどれを買ってもめちゃくちゃ良いんだよと言いたい。今回のタイミング、、狙っていた物では無かったかもしれませんが、実際に履いて合わせてみるとその魅力に気付いていくはずです。

ずっと狙っていたアレよりも自分には合っていたかもみたいな事も。

さてさて今回のゲリラは既にインスタでは告知済ですが改めて紹介していきましょう。

当店ではお馴染みとなっているマルモラーダより今回の販売はサイドゴアブーツになります。

なんだかんだで入荷は半年ぶりぐらいになります。

実はサイドゴアは毎回8足の入荷なので過去販売分を合わせても当店では24足しか販売しておりません。僕がメルカリ調査をする限りほとんどの方が手放す事はなく愛用して頂いてるようです。

サイドゴアに関しては過去にも紹介しているので、こちらとこちらとこちらをご覧下さい。同じモデル4回目ともなると流石に語ることはなくなります。

唯一変わったレザーに関しては勿論話す必要がありますね。

今回採用したレザーはユタカーフになります。

ユタカーフはフランス北東部に位置するアルザス地方にあるHaas Tanneries（ハース・タナリーズ）にて作られています。色々と言えない事は多いですが、革の業界ではトップオブトップです。

このカーフは9種類のオイルを染み込ませた特別な皮革です。通常のカーフに比べ、油分を多く含んでいる為、耐水性のある皮革で日本の気候にも最適です。（防水皮革ではありませんのでご注意下さい）また表面の格子状の模様は、伝説のトナカイ皮革ロシアン・レザーに類似しています。

見た目的にはブラックで展開している山羊革に近いですが、革に粘りがある質感で革の経年変化を存分に楽しんでいただけます。

ブラックに関しては過去のブログで僕の私物も掲載しており、履き皺が入り見た目のツラもだいぶ良い感じなっていますが、革自体の変化はほとんどありません。既に2年半近くヘビーに履いてこの感じなので経年変化といった部分ではそこまで大きな変化には期待は出来ませんが、汎用性の高さ、履きやすさ、雨にも強いという部分からブーツに関しては未だこれを超える物に出会える気はしません。

その点今回のユタレザーに関しては油分も多く含むレザーの為ここからの経年変化はすごく期待出来ますし、シボ感もどう変化していくのかも楽しみなところです。

実はブラックを購入頂いたお客様から違う色やスウェードなどでこのサイドゴアを出さないんですか？とリクエストを多数頂いておりました、、、しかし色々な工程による条件がありあのサイドごあの作りに嵌め込めるレザーはほとんどなく、僕も個人的に違う色、革が欲しいと思っていたのでメーカーさんに聞いていましたが、良い感じの革が見つからずに結局ブラックのみの展開でここまでやっていましたが、今回はこのユタレザーに出会って革を変更する事に成功、そしてどうせならと色も変更してブラウンにする事でブラックと共に持っておくのに最適とも言えるもう1足が完成しました。

このサイドゴアにユタレザーを使用して依頼したのは当店が初めてのようです。実質現状では当店の別注みたいな感じです、、、、。

そして色々言えないことが多いのですが、このユタレザーでサイドゴアを作るのは今回が最初で最後になります。とりあえずブラックを買ってから、、、と思っている方も多いでしょうがもうこのレザーでこの色味は作らないと思います。ブラックの山羊革に関してはまた来春夏に入荷予定となっているので順番は変わるかも知れませんがいくべきだと思います。

これぞまさに買わないと後悔するやつです。

数も39-1点、40-2点、41-2点、42-2点、43-1点となっています。

8点しか世に出回らないと考えると、、、メルカリで出品したらすぐ特定出来そうですね。

ブラウンに対してこの部分何て言うのか知らないけど、キャメルって洒落てますよね。

ほとんど見えることは無い部分なんですけど。

ただ良いなって思ったので触れておきました。

どの角度から見ても美しい。

見惚れてしまうマルモラーダのサイドゴア。

シーズン的にはこれからブーツではなくサンダルに移行する時期だとは思いますが、そんな事は関係ありませんよね。

僕は通年通して雨の日はマルモラーダのサイドゴアと決めているので、僕の中ではオシャレレインブーツぐらいの感覚で履いています。

良いんですよね、、、そのぐらいの感覚で、洋服と一緒で靴も履いてなんぼですよ。

天候や履くシーンを選ぶような靴は持っていても年間の使用頻度で考えるとコスパが悪過ぎます。僕は洋服も靴もガシガシ着れてガシガシ履けるのが一番だと思っています。

サイドゴアに関してはソールに結構ボリュームがありますが、意外と何でも合います。マルモラーダの中では一番万能な気がしますね。

ストレートシルエット、テーパードシルエットも問題なく合わせられるので、その辺のボトムを選ぶときは決まってこのサイドゴアに頼ってしまいます。

いやーカッコいいですね。

靴って本当にハマるとダメですね。

バカみたいに増えて場所も取る、、、、。嫁にそろそろ怒られそうです。

多分ビルケン10足、ユッタ8足、マルモラーダ7足が主な原因です。

マルモラーダもこれから年間2足ずつ増えていく、これからformeも年間2足ずつ増えてくると思うので、そう考えると靴棚を増やす必要が出てきますね。全く履いていないトリッカーズ4足と結婚式でしか履かないオールデン3足でも手放しましょうかね。

靴の断捨離は結構思い入れがある物ばかりで思い切れないんですよね。

困ったものです。

と言うことで、今回のゲリラ品も宜しくお願いします。

店頭販売中

オンライン　4月1日 20時より

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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