僕が知らないヘンプ。

こんにちは。

伝道師の四枝です。

先週末に入荷したMAATEEの究極のシャツ。

おい、伝道師早く紹介しろよ、、、そんな声も聞こえてきました。

今回のプロダクト、MAATEEのインスタでも熱量高めのキャプション、既にガッツリ紹介しているお店も多いと思うので、完全に出遅れ感ありますが、伝道師らしいブログを書こうではありませんか。

おそらく多くの方がこのヘンプ糸が世界一細くてとにかくやべーって事は知っていると思うので、もう話しません。

そもそも何番手がとかどうとかこうとか、聞いてもさっぱりな方が多いと思うんですよね、、結局糸が細いと何がすごいの、、、そこが知りたいんだと思うんですよね。

今回はそんな感じで行きます。

まずは展示会でのワンシーン。

定番の松村さんへの質問、1番ヤバいのはどれですか？ヤバいにも色んな種類がありますが、僕が言うヤバいは生地の事を指していると松村さんは分かってくれています。

これ、と言われて差し出されたのがこのシャツでした。

触った瞬間、オーめっちゃ高密度なリネンですね、すげー。と僕。

違うよ、ヘンプだよ100%。と師匠

は？やべーすねっヘンプ？マジすか？と僕。

うん。頭おかしいやつ。世界一細い糸。と師匠。

こんなくだりが展示会でありました。

そう。触った感じ、見た感じは以前も展開されていた細い番手を高密度に織って作ったリネンに近しい物なんですが、、、、ヘンプなんです。

僕が知っているヘンプではない。。。。。

そして、何が違うかと言うと着た時の肌あたりが別格です。想像の3倍ぐらいひんやりします。ドゥルンにもひんやり感を感じますが、それとはまた違うひんやり感。到底ヘンプとは思えない、、、でもヘンプ、見た目も生地感も肌あたりも変わらないのだったらわざわざヘンプにこだわる必要もないんです。

見ただけだとほとんどの方が違いに気づく事もありませんが、着ると全く違うのが面白い。超高密度ですが、しっかりと通気性もあります。通気性に関してはドSには敵いませんが、あれはまたレベチなので一般的に言うと充分な通気性はありつつ、ひんやりとした肌あたりが加わりました。まさに新食感、、、新体感？まあ何でも良いです。

ちなみに僕は既に購入して外でも着用していますが、着心地と肌あたりは本当に今まで体感したことがない世界です。鹿児島は日中27度とか余裕でいきますが、長袖で袖を捲らなくても快適そのもの。汗をかいても全くベタつく事はないので、真夏を想定しても余裕であると確信。

あとはどうでも良いかもしれませんが。

ヘンプのくせに、振るとブルンブルン言います。

2回ウォッシュした私物を外で振り回した時にそんな音がしました。前にマーティーで展開された極上リネンの時も同じ音がしましたが、リネンだったら分かるんですよ。ヘンプからあの音するか？ってかなり気持ち悪いかもしれませんが、僕はそこに興奮しました。

少し商品の説明をすると、、、半袖シャツに関してはポケットが付く、その縁も袖、裾も全て高級ハンカチ同様の細いミツマキを施していきます。狂ってます。

もっと視覚的に分かりやすいアクセントを加えるなら分かりますが、こんな目を凝らさないと分からないような事を手間と膨大な時間をかけてやるんですから。そりゃ納品遅くなりますよ。

ただ世の中的に売れにくいとされている半袖シャツにおいてこの細かなデザインが僕ら服バカには大いに響くんですね。

この流れで半袖シャツ着ない人多い問題について話しておきましょう。

多分長袖シャツを捲るから半袖は着ませんって方が多いと思います。特にこの辺りのブランドの洋服を買っている方には多いイメージです。

なんか半袖シャツってあまりオシャレに見えないとか、夏しか着れないからコスパが、、、、とか。

それは良い半袖シャツに出会っていないだけ、このシャツ、真夏を想定した時に絶対に買っておけばよかったと思うシャツです。

まずは長袖シャツを捲って着ますマンの方、絶対に袖捲って溜まっている部分だけめっちゃ汗かきますよね？半袖だったらそれはないですし、むしろ袖口から風がスースー入ってくるので涼しいです。夏にショーツを履くように半袖シャツも夏にしか着れないのだから着ようよって話。

見た目的になんか着ていて違和感って方も居るでしょう、それはシルエットだったりバランス、デザインが問題で、このパーフェクトなマーティーの半袖シャツならそれはないでしょう。

個人的には半袖シャツは通常よりもワンサイズアップで着ると尚良い気はしますね。

僕も実際にクローゼットを見ると半袖シャツは去年買ったドSとCASEY CASEYのペーパーしかありません。

半袖シャツは絶対的に数を増やす必要はないと思っています。やっぱり夏しか着ないしってところもあるので、でも今日はクソ暑いな、Tシャツか、、、の一辺倒になるタイミングで半袖シャツという選択肢があるとどんなに良い事か。

だから僕が言いたい事は半袖シャツに関しては渾身の1枚を持っておいて下さいという事。

良よりも圧倒的に質に拘り、ずーーーーと着ると確信した物を買う。そこに全てを注ぎこむぐらいの気持ちです。

そう考えると半袖シャツの必要性とコスパ的にもありかなって気はしませんか。

色問題。

これはもうどちらも正解です。

長袖でブラックを買ったからグリーン。

この流れが理想ですが、これほどのクオリティーの物が今後も簡単にリリースされるかも分からないので、ブラックを気に入ったのであれば半袖もブラックをいくのも全然ありでしょうし、その逆でグリーン、グリーンもありでしょう。

もうこのあたりは好みの問題。

僕は長袖2色、半袖グリーンにしました。

ブラックも見た目的に暑そう、、、は全くなくむしろ清涼感しか感じないブラックです。

今回のプロダクト。

僕的にはドゥルン以来の衝撃でした。

勿論他のアイテムの生地も凄いのですが、もうドゥルンを超える生地には出会えない気がしていたので、今回はそれに匹敵、、、いや今後の生地の経年変化次第では超える可能性すらも感じてしまいました。

まだ4回洗って3回着用しただけですが、明らかに最初とは違う、見た目的にも着心地的にも既に良くなってきているのが分かります。この夏ヘビロテは確定しているのでどう変化していくのかが非常に楽しみです。

STYLE (Model 176cm53kg)

ボトム：KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン) 25SS “5pkt Pants” -SAND PINK- ¥49,500-(intax) 着用サイズ32

結局ちゃんと洋服の説明が出来たかどうかは分かりませんが、僕が思うこのシャツはそんな感じです。

半袖シャツ着ないマンにも少しぐらい響くと良いなと思います。

実は今日長袖も紹介する予定でしたが、日曜日に入荷して昨日の時点で完売となっておりますので紹介するのはやめます。

半袖もブラックのサイズ2が2点、グリーンのサイズ3が1点のみですので、お早めに。

オンライン販売　5月17日 12時より

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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