未完のカットソー。

こんにちは。

khakiの四枝です。

一昨日朝イチからパチンコに行ったせいで首と腰がずっと痛いです。おまけに5万も負けたのでもう引退かなと思っています。(パチンカスなら分かると思いますが、引退しようと決心しても次の日には打ちたくなっています)

さて、パチンコよりも洋服の方がギリギリ好きなので、今日もしっかりと紹介していきます。

約半年ぶりの入荷となるオールドホームステッダーのアイテム。

忘れもしません、約半年前、オーダーした事は誰にも言わずいきなりブログ、インスタライブで紹介し当店のお客様にささりにささったインターロックのカットソー。初回入荷分も2日で完売、再入荷分も2日で完売、店頭では合計4日間しか並んでいなかったので実質取り扱いしていたのかどうか疑問に残りそうなものです。

当店のお客様は本当に良い物好きが多いと思います。正直値段関係なく、良い物は買う方が多いです。おそらく多くの方がまずその値段を見て、大した事なさそうなカットソーが入荷したなと、、、、そう思ったでしょう。しかし、目の肥えた皆様でもその圧巻のクオリティーに驚愕して複数枚買い、初回入荷分は全て店頭で売れました、、、、そして、これは只者ではない、そう思った遠方の常連様が再入分をこぞって注文して下さいました、そしてDMでリピ確のご連絡多数。。。。そうなんです。値段ではない、本当に良い物は良い、ただそれだけの事。

そして春夏分としてオーダーした2型のうちこちらはカットソー。

インターロックとはまた全然違うタイプになります。

Olde Homesteader (オールドホームステッダー) “Crew Neck Short sleeve”Rustic Jersey -OFF WHITE- ¥8,250-(intax) 着用サイズ42

デザイン的にはポケットも付かない至ってシンプルなカットソー。

そんなシンプルにも福原さんの拘りが詰まっています。

今季だけでも5種類の無地カットソーを取り扱ってきましたが、どこにも属さない僕的には別ジャンルのカットソーという位置付けです。

“RUSTIC JERSEY”の編地は、リサイクルコットン「超長綿のスーピマコットンの規格に満たない繊維長の短い綿(“落ち綿”)」を使って仕上げています。この “落ち綿” を使うことで、紡いだ糸に自然なムラ感が生まれ、編地にこの糸ならではの表情を作り出すことができます。

独特のムラ感と起毛感、そしてフワフワな着心地の良さインナーとして素肌で毎日着たいと純粋に思えるそんな生地。

当店が推奨するガシガシ着てガシガシ洗おうを繰り返す事でまた、風合いも変わります。現時点でフワッとした質感ですが、この質感はドライタッチも加わります。イメージ的にはボロボロに着こまれたパキ綿のカットソーですかね。カスカスなんだけど着心地は良くてドライなんだけどなんか心地は良い。

この感覚分かる方にはハマりそう。

白は1枚では若干透け感があるので1枚で着るならタンクトップ必須案件です。

インナーとして着るなら勿論1枚で。

STYLE (176cm53kg)

ボトム:AUBERGE(オーベルジュ)25SS “HURT” -Charcoal Black- ¥49,500-(intax) 着用サイズ40

Olde Homesteader (オールドホームステッダー) “Crew Neck Short sleeve”Rustic Jersey -BLACK- ¥9,350-(intax) 着用サイズ42

こちらはブラック。

このブラックがまた良いんです。こちらに関しては透け感も気にならないので1枚でも着用可能です。

サイズ感に関してですが、こちらは通常洗濯で着丈4cm程縮みが入ります。そこも計算に入れて着丈は少し長めの設定です。着用していくと生地が崩れていくので着丈は少しずつ伸びて、ミハに関しても最初が多少窮屈でも程よくゆとりのあるサイズにまで変わってきます。

参考までにこれは福原さんの数年着まくった私物を着させてもらった写真です。これでサイズ44です。全然違くないですか?身幅もゆったりと着丈も程良いサイズ感になっています。

生地が崩れると言っても永遠に着丈が長くなり続ける訳ではなく、ある程度のところで止まります。僕はこの福原さんの私物を着用してオーダーしようと決めました。

サイズ感もですが、この色が最高に良いです。

ヴィンテージTシャツのブラックのフェードが大好物の僕ですが、それに匹敵、いや同等級の良い色の抜け方をします。写真でも充分に伝わるとは思いますが、実物はもっと良い雰囲気です。

色、サイズも良いのですが、個人的にはネックがいい感じにやれているところも好きでした。

このカットソーは現段階(製品)だと未完成だと思っています。

カットソーでは聞き馴染みはありませんが、着用を繰り返す事で自分のサイズ感に。そして最高の色味とやれ感出た時がこのカットソーのゴールだと思います。まさに育てるカットソーといった感覚。

レザーやデニムとは違って、オンオフ、ほぼ毎日着用するカットソーなのでどのアイテムよりも早くエイジングを楽しめるというのも良いですね。

製品の段階ではお手本のような綺麗なカットソーですが、その先を見据えた時にゴールがあるカットソーは他にはないでしょう。

カットソー=消耗品が一般的な考えでしょうからね。

育てる、そしてゴールがある、カットソー1枚でこれだけ長いビジョンを見据えることが出来るのがオールドホームステッダーの渾身の1枚です。

STYLE (176cm53kg)

ボトム:FOUNDOUR (ファウンダ) 25SS “TWILL PANT” -BEIGE- ¥30,800-(intax) 着用サイズ2

今夏も沢山のカットソーを販売してきましたが、このオールドホームステッダーがラストです。

ラストに相応しい、皆さんが満足していただける最高の1枚だと思います。

僕もとりあえず福原さんの私物を目指して育て始めます。

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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