俺の知らないモールスキン。

こんにちは。

khakiの四枝です。

昨日いきなりの入荷によってHERILLの25AWが立ち上がりましたが、本日Gurankもいきなり入荷があってAWが立ち上がりました。

出荷報告が特にないブランドからの不意打ちにも冷静に対応出来るのは鹿児島の平日がビビるぐらいゆっくりだからです。ありがとう鹿児島県民。

お腹も空いてきたのでさらっと紹介していきましょう。

Gurankより入荷があったのは新型となるファティーグジャケット。

実は春夏シーズンはボトムに全振りしていたのでトップスを仕入れる事が1年振りという事になります。僕のオーダーの仕方は至ってシンプルで自分が着たいと思うかどうか、それだけなので僕のオーダーの偏りでブランド側には迷惑を掛けていると思いますが、本当にいつもありがとうございます。ちなみに25AWのKAPTAINではボトムを1型もオーダーしていません。そんな異常な偏りを見せるのが当店です。

今回のこちらのジャケット。僕はすごく惹かれました。

正直なところこの生地が凄く良いなと思ったので、これでカバーオール、、、、みたいな事も考えたりしましたが、これがあれば絶対要らないだろって思ったのでやめておきました。

形がとても面白い。

M65ジャングルファティーグ×フィッシュテールパーカーのガッちゃんこモデルと言うのが1番正しいでしょうか。

ディテールのメインはフィッシュテールで襟のデザイン、袖にはタックが入り立体的に、ポケットの形状、裾のドローコードなどなど。

形状、ボタンの付け位置、前立ての使用に関してはジャングルファティーグを微調整。様々なブランドがサンプリングしてオリジナルに忠実に、、、、は見てきましたが、このミックスは無いですね。そして上手いです。

バランスがとても良いです。ファティーグジャケットのシンプルで洗練された物も勿論良いですが、やはりフィッシュテールの特徴的なギミックが加わる事でより存在感のあるデザインと昇華されています。

僕が知らないだけで実際にあったのか？もしこんな物が実際に存在していたのならすみません。

そしてこちら、デザインで充分お腹いっぱいなところですが、生地が良いです。

モールスキン。

モールスキンです。

秋冬だからガッツリアウター系ですね？

いや違います、超ライトアウターです。

このモールスキン所謂のモールスキンでは無いです。当店だとオーベルジュでオーダーする事の多い、肉厚で風も通さないザ・アウター用のイメージが強いですがこのモールスキンは超細番手の糸を使用しライトに仕上げたモールスキンになります。とは言え多少厚みがあるでしょ？と思うかも知れませんが、めちゃくちゃ薄いです。M51オーバーパンツのナイロン混、あれぐらいの厚みです。

その薄さでもしっかりモールスキンらしい起毛感はあります。着用していて肌辺りも良いけど、決しても秋冬らしい生地感という事でもない。なんとも不思議な生地です。

“完全に俺の知らないモールスキンでした。”

ただモールスキンという時点で、僕の大好きなガシガシ洗う事で相当良くなっていくだろうと、そこは自信を持って言えますね。

秋冬のアイテムですが、これは即戦力でも提案出来ます。

僕は売りたいからと言って何でもかんでもすぐに着れるとは言わないのでご安心ください。これはすぐに着れます。

見た目多少暑そうに見えるかと思いますが、感覚的にはHウールぐらいのテンション感で着れます。涼しさ数値みたいなのがあるとしたらほぼ同じ数値だと思います。

今着るならショーツにガッツリロールアップして着てあげるのが良いでしょうね。

勿論ですが、秋口、冬手前ぐらいまではアウターとしても活躍します。

フィッシュテールパーカーやファティーグジャケットにリバースのグレーを合わせるのって定番じゃないですか？それをこのグランクファティーグでやって見てくださいよ。絶対カッコイイですよ。

今日の出勤着に合わせるのが1番しっくりきたのでこれでいきました。

やっぱり袖をロールした感じは良い感じです。

こうやってみるとコーチジャケットの様にも見えますね。何とも不思議なジャケットですが、使いやすい、多分着るだろうと言うのは皆さんも薄々お気付きでしょう。

実はNAVYもありまして。

今日の出勤着にはどう頑張っても合わなかったので上手く誤魔化して撮りましたが、なかなか良い感じに撮れてますね。

襟を立てて着用すると大人っぽい雰囲気にもなります。こうやってみるとG9の様にも見えたりしてくるので着方次第でさまざまな表情が見れます。

NAVYなんて10回ぐらい洗ったら良い感じに色も抜けると思うのでかなり良い雰囲気になりそうですよね。。。

身幅はオリジナルでは絶対ありえないぐらいボックスシルエットになっているのでインナー調整も何でもいけます。僕ならボロいリバースか、ゴールデンキャッシュとかニットベスト辺りを挟む事を連想します。MAATEEのシャツ合わせで後ろから裾を覗かせる感じもこのジャケットならかなり洒落てそうですね。

そう考えるとかなり幅広い方にハマるジャケットですね。

この手のジャケットはなかなかないです。ある訳がないんです。

こういった気の利いたデザインと生地感の羽織りって1着あるとめちゃくちゃ良い仕事します。

色相談は勘弁して下さい。。

僕が教えて欲しいぐらいです。

一応店名被りという事もあって”KHAKI”カラーを多めには付けました。

多分僕がリバースやニットに合わせ始めたのを見たら買っとけば良かった、、、そう思う方も多い気がします。

オンライン販売は本日20時より開始。

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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