孫の代まで。

こんにちは。

khakiの四枝です。

本日2回目の登場です。

一昨日今季最大級の納品がありました。

その中でもHERILL、チマヨベスト、チマヨジャケットの超大物2型が到着。

去年の今頃はこれに加えてリジットカシミヤのセットアップも入荷していたのでかなりの物量となっていましたが、今季はこの2型だけも圧巻と物量となりました。

CGではなくて、実在したこのチマヨの群れ。

昨日の夕方の時点で全てなくなりました。

強盗にあった訳ではありません、全てお客様の手に渡ったという事です。

実は去年も1日で完売した為ブログで語ることは出来ませんでしたが、当店では度々このチマヨベストに関しては熱く話すことがあったので、それが少しずつ浸透した結果かなと勝手に思っています。

そんなチマヨベストに関しては今回も何も話すことはなくシーズンを終えることになりますが、ジャケットに関しては今回語ることが出来そうです。

とは言っても新型ジャケットのブラックに関しては昨日で全て完売となったので隠し玉を早くも紹介する事にしました。

今回新型となるチマヨジャケットはインラインではホワイトとブラックの2色展開でしたが、当店と熊本のアコースティックスの2店舗だけで特別にブラウンカラーを作っていただきました。

HERILL(へリル)25AW “Cashmerelinenmat Chimayojacket” -Brown- ¥286,000-(intax) 着用サイズ1

まずは、初めてになるので生地の説明から。

素材はカシミヤ、リネンが約半々の混率になっています。本家のウールに近いような硬さや風合いを出すためにリネンも多めに使っています。

本家チマヨはほとんどの方が1度は見たこと、触ったことがあると思いますがかなり重いです。それに比べると勿論軽量であり保温性も圧倒的にこちらの方が上です。

カシミヤをたっぷり使っているからさぞ、気持ちの良い物だろうと想像するかもしれませんが、正直言うと製品の段階ではむしろリネン感の方が強くカシミヤ的な要素は重さぐらいしか感じません。

これは製品の段階ではの話です。

ゴールデンキャッシュも僕の中では製品が一番硬くて着にくいと思っているので着て育てる、そうする事で最終的な狙いが見えてくるのがHERILLのアイテムです。

このチマヨに関しては僕もどうなっていくかまでは想像もつかなかったので、とりあえずHERILLを信用して1年間着まくりました。

着初めて約3ヶ月頃でしょうか。変化がで始めたのは。

少しずつ首の辺りが毛羽立ってきたんです。その毛羽立ちは嫌な感じの毛羽立ちではなくて品のある目立つ感じではない毛羽立ちです。その毛羽立ちはチクチク感は一切なく僕が知っているHERILLニットの手触りでした。僕の中でゴールが見えてきました。

これはやっぱりガシガシ着る物だそして、摩擦から生まれる毛羽立ちがゴールへの道筋となると。摩擦によって生まれた毛羽の部分はほとんどがカシミヤです、なので毛羽=カシミヤと考えると毛羽立ちが出れば出るほど着心地や肌触りが良くなると言う事です。

摩擦はなくて普通に着ているだけで糸が少しずつ解れていくので、カシミヤの良い部分だけが表面上に出てくるイメージです。

僕の私物チマヨベストはもうだいぶ育っているので店頭の接客ではお客様に新品と比較してもらいますが、驚かれます。それなら欲しい、、、、そこまであります。

比較画像。

上が私物、下が新品です。

上の方が少し毛羽立っているのが分かると思います。

これが新品。

これが私物。

どうでしょう。

これはだいぶ分かりやすいですね。

この毛羽感HERILLニットのナチュラルと似ていませんか?

こればかりは僕でも分かりませんが、ここから3,4年このペースで着たらHERILLの極上カシミヤ級の手触りと着心地になるのではないか、、、、そんな未来が見えてしまっているんですよね。

そうなると保温性も勿論格段に上がってきますしね。

今回の新型となるジャケット。

実は元ネタとなったジャケットが当店でも初期の頃に取り扱いがありました。

撮影技術の低さにビビりました。

今だったら確実にボツにしているレベルです。

元ネタはオルテガのこれでしょう。

これは知っている方は知っていると思うんですけど、これでもめちゃくちゃ大きい方です。僕が一応着れている時点で凄いです。それでもインナーはサーマルで肩はギリギリで脇下はピタッと吸い付く感じのサイズ感なのでめちゃくちゃ着にくいです。袖も足りていないしで僕は絶対着れないサイズでした。合う方にはピッタリ合うと思うんですけど、それでも気になる部分は多いはず。

後は見た目だけでは伝わりませんが、チクチクするし、重いし、暖かくないです。

HERILLチマヨジャケットは肩の落ち感も素晴らしく綺麗、脇下がピタッとくるサイズ感でも勿論ない、オリジナルだったら絶対不可能なリバースを中に着る着方も出来るんですから。

ある意味夢のような合わせですよ。

STYLE(176cm53kg)

ボトム:みんな持っているパンツ

シューズ:MARMOLADA(マルモラーダ) “GIORDANO” VACCHETTA ELBAMATT -MOGANO- ¥129,800-(intax)(実は入荷してます)

今回展示会でチマヨジャケットの色展開がブラックとホワイトだったので、一通り見終わった後のくつろぎタイムでブラウンを作りたい事を伝えました。

快くOKしてくれた大島さんに感謝です。

ブラック、、、、確かに良いです。絶対着ると思います。

それでも僕はこっちの方が好きです。

どちらかしか買えないとなったら確実にこっちを選ぶでしょう。

もう皆さんもご存知だと思いますが、僕はこの色が似合うんです。理由がそれだけです。

特別に作っていただいた理由もそれだけ、、、自分が欲しいからです。

なのでこの色に対して相当の拘りとかはなくて、、、、

欲しい

欲しい

ただその欲求を満たす為だけに作ったブラウンカラーでした。

これが僕のようにこの色が絶対に良いと思える方の元に届いたら嬉しい限りです。

多分ですけど、、、khakiを長く利用してくれている方なら必然的にこの色に手が伸びそうな気がします。

HERILLカーゴ、周年で販売したGurankワークパンツなんかとの合わせを考えたら、、、、ね??

安心と信頼のブラック。この価格です、、、汎用性を考えるのが得策でしょう、そうなると勿論ブラックでしょう。

ただ、、、このジャケット1,2年着て終わる様な洋服に見えますか?

先日大島さんと飲みに行った時に2軒目で大島さんがこんな事を言っていました。僕の作る洋服は孫の代まで残ると本気で思っている、特にゴールデンキャッシュだったりカシミヤのアイテムは絶対そうなる自身があると。

僕もまだ着まくって一番長いアイテムで6年前に買ったゴールデンキャッシュのニットですが、購入時よりも更にフカフカに毛玉は皆無でリブの伸びも一切ない、清水の舞台から飛び降りる思いで購入したカシミヤダッフルに関してはまだまだ育成3年目の段階ではありますが、着実に自分に馴染んで極上へと近づいています。

そして孫の代までと聞いてその先40~50年後の事まで考えました。今ヴィンテージとして価値がある物は大量生産ではない時代に一個一個に時間をかけて丁寧に作っている分耐久性が高かったりがあったので今ではとても価値が上がっていますが、HERILLのアイテムに置き換えた時にまず、縫製の甘さや生地の耐久性の面でダメになってどこかで処分するという選択には絶対なりません。

むしろこの数年で良くなっている過程を見ると、一番良い状態を味わえるのは孫なのかもしれません。

僕らは自分の為に買っているのではなく、孫の為に買っているんだ。そう思ったら28万のジャケットも安く感じてしまいます。もはや2色買いなんかもありな気すらしています。(現時点で2色買い3名)

チマヨの生地の硬さを活かした襟立て。

とりあえずやってもらいましたが、クソほどカッコよかったです。

僕は襟を立ててめちゃくちゃカッコつけながらパチンコを打ちたいと思います。

STYLE

ニット:HERILL(へリル)25AW “Goldencash Pullover” -Natural-

デニム:ULTERIOR(アルテリア) 25SS “VINTAGE WASHED SELVEDGE DENIM 5P PANTS” -FADED BLUE- 

シューズ:forme(フォルメ) “Tassel loafer Hand mocca” -Amber- ¥88,000-(Intax)

さあ、予算の関係で見て見ぬふりをしてきた方でもここまでくると我慢の限界でしょう。

自分の為に買うか、孫の為に買うか、まあリアルな事を言うと息子とかがリアルでしょうけど。僕は親父の洋服で着れそうな物はありませんでした。ほとんどジョルジオアルマーニやニールバレットなのでお金は掛かっているのに、勿体無いなって思いますし、もっと俺が着れそうなの買っとけよって思いました。

息子と洋服をシェアするなんて神展開も実現出来そうな今回の案件。

これに限らず僕はそれぐらい世代を超えても着やすいと思える洋服をこれからもセレクトし続けます。

僕の子に生まれてきたら、そいつは幸せ者です。

良い洋服が一生分ぐらいクローゼットにありますから。

それ以外のパパらしい事が出来るかは未知ですが、、、、、。

在庫数

サイズ0 SOLD

サイズ1×3点

サイズ2 SOLD

サイズ3 SOLD

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

ACCESS

住所:〒892-0827 鹿児島県鹿児島市中町4-10 岩元ビル1F

営業時間:12:0020:00 定休日 なし

電話番号:0998039707

メールアドレス:khk.shop01@gmail.com

オンラインサイト:https://khkec.base.shop

Instagram:@khaki_kagoshima

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