COTTON/HEMP沼。

こんにちは。

khakiの四枝です。

昨日紹介した至高のコートは3着のみの入荷でしたが、1日で完売となりました。

購入頂いた皆様ありがとうございました。

そちらにばかり気を取られてか、少し印象が薄かったのかなと思ってしまったAUBERGEのもう1品番を本日は紹介していきます。

AUBERGE(オーベルジュ)25SS “HURT” -Charcal Black- ¥49,500-(intax) 着用サイズ40

このパンツ当店としてはただただ生地にやられてオーダーしてしまいました。

とは言え、まずは生地に惹かれてオーダーしたのは確かですが実際に履いてみると、いやシルエット、ディティールも最高ではないかと。

結局のところ、僕の大好物という事でしっかりオーダーした流れになります。

まずは、1番のポイントでもある生地に関してはお話ししましょう。

こちらの生地はコットン、ヘンプの混紡素材になります。

コットンヘンプと言えば当店では馴染みのある混紡素材で1番はキャプテンサンシャインのカバーオールが代表的なアイテムかと思います。

僕も去年そのカバーオールを購入して凄く気に入って沢山洋服を買った中からベストバイにも選出させて頂きました。

何が良かったかと言うと、やはり生地の経年変化です。

コットンヘンプは洗い込んでいく毎に生地が柔らかくなり、生地にも落ち感が出てきます。シワの入り方も独特でコットンやリネンとはまたひと味違う変化を見せてくれます。

ヘンプが入る事で色の変化も出やすく着用していて楽しくなるような生地です。

今回のAUBERGEに関してはコットン90ヘンプ10とKAPTAINと比較するとコットンの混率が多めなのでコシに関してはやんわりと感じる程度で、マナプール16/1と40/1の壁撚り糸の超長綿ならではの滑らかな落ち感を楽しんで頂ければと思います。

生地の厚み的には春から夏にかけてでそれなりに通気性もあるような生地感です。

先日こちらで紹介したULTERIORのパンツはより夏向けの生地感ではありますが、こちらに関しては冬以外の3シーズンは履けるパンツになってきます。

この限りなくブラックに近いチャコールブラックがこの春夏を通してどのような色味に変化していくのか楽しみです。

このパンツの仕様としてはサンプリングしたM38から取っています。

M38と聞くとコートの方を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はパンツもあってそのパンツが名作と言われていて、でも実際に見たことある人ってほとんど居なかったりします。

僕は何回か古着屋で試着した事がありますが、全くサイズが合わずに断念しましたが、シルエットや生地感含めてめちゃくちゃ良いパンツだなって思ってました。年代で多少生地感変わると思うんですけど、オリジナルもコットンヘンプの様なハリコシと起毛感のある生地なんですよね。

実際は生地が2重だったりでリアルに履くにはオーバースペック過ぎるので、削ぎ落とす所は削ぎ落として、残す所は残すそうして裾のディティールや股下のディティール、ウエストのディティールは採用されました。

STYLE (Model 176cm53kg)

シャツ:ULTERIOR(アルテリア) 25SS “SILKY SOFT TWILL SHIRT” -OFF WHITE- ¥36,300-(intax) 着用サイズ5

今回は裾を絞らずにそのままの状態で履きました。

ワイドテーパードなシルエットと言うところでしょうか。

オリジナルよりもワイドなシルエットにウエスト、ヒップには余裕を持たせてテーパードはあまりキツくなり過ぎずで文句の付けようのないシルエットでまとまっていますね。

これだけ素晴らしいディティールが組み込まれたパンツなのでトップスは頑張り過ぎずにシンプルで良いかと思います。

AUBERGE(オーベルジュ)25SS “HURT” -SageGreen- ¥49,500-(Intax) 着用サイズ3

色違いのサージグリーン。

ミリタリーの王道と言えばのカラーで、やはり安定感があります。

僕は言わずもがな所謂カーキ色が大好きなので、どうしてもカラー展開でこの手の色が入っているとオーダーしてしまうのですが、結局履くのがこの色なんですよね、、、。

気付いたらパンツの1軍がカーキ色だらけになってきたみたいなお客様も増えてきているので、1度冷静になってクローゼットを見返す必要もありそうですね。

ヘンプ混紡によりネップ感を白い糸が分かるでしょうか?

これがネップの力というやつです。

コットン100%リネン混紡では出せないこの無骨な表情こそがコットンヘンプの醍醐味です。これが洗っていくと凄く良い表情に変わっていくんですよ。。。。

もう僕はCOTTON/HEMPの沼にハマっています。

このサージグリーンもまたどんな色味に変わっていくのか楽しみで仕方ありません。

今回は裾を絞ってみました。

M47の裾アジャスターを絞っている人はほとんど見たことありませんが、こちらは全然有りで有り有りです。

このぐらいのボリューム感のある足元に合わせるのもありですが、夏にサンダルの時絞るとより良いかなと思います。

サンダルがお店にあればそのスタイリングをお見せする事も出来たんですが、現状formeのローファーしか無いので申し訳ありません。

STYLE (Model 176cm53kg)

ニット:Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)25SS “SILK COTTON HALF ZIP P/O” -STONE- ¥64,900-(intax) 着用サイズ8

どうでしょう。

全体図で見た方が分かりやすいかもしれないですね。

裾絞った感じどうでしょうか?

僕的には違和感はなくかなり自然に取り入れられていると思います。この手のディティールは結局使うことがなく、普通に履いてますって方が大半だと思いますが、このパンツに限って言えば、こっちも試したくなるような素晴らしいパンツだと思います。

このパンツを機にCOTTON/HEMPの沼にハマりませんか????

それではまた。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

ACCESS

住所:〒892-0827 鹿児島県鹿児島市中町4-10 岩元ビル1F

営業時間:12:0020:00 定休日 水曜日

電話番号:0998039707

メールアドレス:khk.shop01@gmail.com

オンラインサイト:https://khkec.base.shop

Instagram:@khaki_kagoshima

“COTTON/HEMP沼。”. への2件のフィードバック

  1. 第3の制服です。 – khakiの店主ブログ のアバター

    […] こちらのブログでも語っていますが、コットン、ヘンプには沼にハマってしまう要素が沢山含まれています。僕が1番好きな素材です。 […]

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  2. 俺のダブルニー。 – khakiの店主ブログ のアバター

    […] 先週紹介したこちらと同じ生地です。しっかりと沼にハマって頂ける生地です。 […]

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第3の制服です。 – khakiの店主ブログ への返信 コメントをキャンセル