100年後、、、

こんにちは!

khakiの肥後です。

毎度同じことを言っていてなんか定型文みたいなってますが、久々のブログとなりました。

ただ今回の僕は一味違います。

GWが終わり、本日から2日間は肥後のワンオペとなるのでブログ3連投で逝きます。2の3です。

そしてOPENから立て続けにご来店ありがとうございます。ここから界王拳です。

ご存知の通り、khakiは店頭とオンラインの実在庫がリンクしています。販売指定があるものを除いてオンラインにあるアイテムが基本的にフルラインナップなので、店頭の状況は想像に容易いと思います。

商品って言ったら出てくる感じですか?的なことをGW中に何名かに聞かれましたが、すみません、これがkhakiの本気です。

いくら見た目が怖いおじさんと言えど隠しておくという意地悪なことはしませんよ。

とはいえ商品が全くないかと言われるとそんなこともなく。

やっていきましょう。

FOUNDOUR (ファウンダ) 26SS “PRINT DENIM COVERALL JACKET” -BLUE- ¥49,500-(intax)

商品詳細はBOSSのブログをどうぞ。

僕は展示会には行きません。なので四枝さんが撮った写真だけを眺めて入荷を楽しみに待つ訳です。

正直このカバーオール、、、、完全に舐めてましたね。

“プリントデニム”と言われて、皆さんはどういうイメージを持ちますか?

僕は完全にチープなイメージが先行していましたし、経年変化戦闘民族のワタクシとしては我々の大好きな経年変化が期待できないところはどうなのかなって思ってました。デニムこそエイジングを楽しむモノだからエイジングしてなんぼだろって。

が、届いて、着て思いました。

「これは良いテンションだな」って。

美しい色味、そこに走る白いステッチとのコントラスト。

ただヴィンテージをなぞる、”アメカジ”や”ワーク”という解釈を強く感じさせるものではなく、良い塩梅でチープな軽さを感じる空気感やそしてどことなく感じ取れるクリーンさ。

僕は度々インスタに書いていますがアメカジ由来のアイテムは好きだけど、単なるアメカジの真似事をしたいわけではない。現代的な雰囲気を纏いたい、そう考えた時にこの感じが凄く僕には刺さりました。

176cm 53kg 着用サイズ3

そして袖を通して、鏡を見たときに感じ取れる立ち姿の美しさと着やすさ。

勿論そこにはデニムではないところの軽さや着やすさも存在するが、極端にアームなどがゆったりしているわけでもないのに動きやすい、そこにはパターンとしての動きやすさがある。

元ネタは20年代のカバーオールらしいです。正直ピンときませんでした。

20年代、、、今が2026年ですから約100年前のアイテムだということになります。恐らくFOUNDOURがサンプリングしなければ100年の時を経て僕が出会うことはなかったでしょう。

最近店頭なんかでエイジングが進みまくった私物の現行アイテムをふざけて「20年代の〜」とか言ったりします。

2000年代は00sって言ったりしますが、例えば100年後の2120年には2020年代のアイテムは古着界隈では何て表現するんでしょうね。

そこまでくると1920年代だけでなく2020年代もボロボロの可能性が高いですから、20年代って言えばややこしくなるだろうし、2020年代とか言うのかな。こういうのって追々誰かが考えるんですかね笑

話を戻しますが20年代のカバーオールをベースにして、20年代のカバーオールが作られました。

これ面白いのが、100年前のアイテムをベースにしているのにパタンナーさんが「いじるところがない」というほどお墨付きの完璧なフォルムだったということです。

商品説明にさらっと書いてますがめちゃくちゃ凄いことじゃないですか?

古いのはパターンが良いっていうのは度々耳にしますが、そういうのも結局パタンナーさんが気になる部分があって微妙に手直しすることがあります。

人類が時間の経過と共に知識を累積させ、より高度な場所へ辿り着いてきたようにそれは至極当然のことように僕は思います。

しかし今回のカバーオールは「いじるところがない」、つまり100年以上前の先人、どこかの誰かが美しさや動きやすさを追求した結果がほぼダイレクトに我々に伝えられているんじゃないか、と思いました。

僕はそこにロマンを感じました。

前述の通り、これはプリントデニム。

洗ってデニムとは一味違ったシワが入ることは楽しみだが、縦落ちとかそういった色落ちは期待できない。近いものでプリントシャツとかを想像してもらえると分かりやすいのかもしれない。

とはいえ元々は白い生地、そこに載せているものである。

恐らくちょっとした程度では変化しない、一般的にはそれで終わりだと思うんです。

ただし経年変化戦闘民族のワタクシならどうか、、、

載っているものであることを考えるといつか着ていくことでスレたりが出てくるんじゃないかと、、、僕は密かにそんな期待をしている。

少し話が逸れますが、僕がFOUNDOURに魅力を感じている部分の一つに普遍的な生地を使っているというところがあります。

それは安価であるのが良いという意味ではなく、NEXTヴィンテージになる可能性を大いに秘めているから。

今市場で高く評価されているヴィンテージのアイテムたちも、当時は普遍的な生地でそれを労働者たちが気兼ねなく着ていたものなんです。

そして僕がFOUNDOURのアイテム買って着る度に強く思うのは、”なんか凄い自分に溶け込む”ということ。

これは僕がFOUNDOURめちゃめちゃ似合うんだよっていう話ではなく、説明が難しいですがFOUNDOURのアイテムたちは無意識のうちにすぐ側にいる存在になるということです。

店頭で見て、着て良いと感じるのは前提としてありつつ、それ以上にワードローブにいることで本当の良さが分かる、いや下手すれば良さに気づかないのかもしれない。

良いことを意識しないくらい、早い段階から長年連れ添った相棒かのように自分にとって当たり前の存在になる、すんなり自分に馴染む、だから無意識に手に取る。そういうパワーがある。

普遍的な生地を無意識のうちに着て、気兼ねなく洗っていく、そうやって後世に受け継いでいくことでいつかヴィンテージになるんじゃないかと、僕はFOUNDOOURのカバーオールとかはワクワクしながら着ています。

今回のプリントデニムは果たしてどうなるのか、、、

これを長期的に、例えば100年着た時にこのカバーオールがどんな姿なのか僕は知らないし、今のところは見れる予定はない。

恐らく四枝さんも知らない。

デザイナーの金子さんも欲しいけどブティックにないから買えないという噂を聞いたから見れないのかもしれない。

ちゃんと着まくった人だけがその面を知ることができる。

それが分かるのには時間を要するので、今後医療が進歩する中で我々がそれを知ることができるのか、もしかすると我々世代ではなく次の世代、いや次の次の世代かもしれない。

100年後の誰かが手にした時に、もしかしたら変わらず我々が楽しんだ雰囲気で継承されるのかもしれない。

ただもしかすると我々が知らない世界が広がっているのかもしれない、、、でもこれ言うとずるいかもしれませんがどちらにせよ良い感じになってそうですよね笑

100年前からパターンを継承し、それにエッセンスを加えたものが100年後にどうなるのか、、、ロマン砲です。

最後に僕のiPhoneにいい写真があったので何コーデか。

Model:176cm53kg

ボトム:MAATEE&SONS(マーティーアンドサンズ) 26SS “JEFFERLY/OLD herringborn pane” -GREIGEPANE- ¥69,300-(intax) 着用サイズ2

これはボトムのブルーのラインをこの綺麗な色味のカバーオールで拾うのがいいなと思っていました。

今期のJEFFERLYや先日のプレってるプレサマ軍パン、間違えた、俺サマ軍パンのMIXGRAYなんか最高です。

過去のブログでは制服カーゴと合わせていますがHERILLやGurankで無骨な男らしい雰囲気をプラスしてもアメカジになりすぎないいい塩梅だし、MAATEEやULTERIORで洗練された雰囲気をプラスしてもいい。

フーディ:YE OLDE AND NEW MAN(イー オールド アンド ニュー マン) “HOODED FULL ZIP TOP” -DARK KHAKI- ¥42,900-(intax) 着用サイズ2

勿論インナーはカットソーでもいいし、涼しい時期はフーディーなんかも乙な雰囲気。

着丈はしっかりあるから短丈からシャツくらい着丈があるものまで何も考えずバサっと羽織れるのがいいですね。

色々僕のロマンを語りましたが、普通に色味良くて、形良くて着やすくて、めっちゃ着やすいやつなのでご安心を。

元々はひたすらスタイリングを投稿しようかと思いましたが、このカバーオールの汎用性は言うまでもなく、個人的にはデニムや同じ色のパンツと合わせなければなんでも合う、なんかうちの息子でも理解できそうなレベルだったので辞めました。

いつもの着こなしで普遍的なデニムとは少し違ったいい抜け感が生まれる、勿論アメカジ的な解釈できる必要はない。

写真だけでこの良さを見抜いた方が何名かいらっしゃいまして流石すぎるなと僕は思いました。

それでは買ってくださった皆様、見たことのない景色を夢見て100年後までごきげんよう。

khaki 肥後

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

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