はじめまして!
khakiの網谷です。
と、ブログにて自己紹介をする機会が、また訪れるとは夢にも思っていませんでしたが、ドS Week真っ只中のThursdayより店頭に立たせて頂いています。

怒涛の展開にも怯まず、喰らいつく皆さまのアジリティーの高さに驚かされながら、ようやく少し落ち着いた本日、ブログを書いています。
これからどうぞよろしくお願いします!

さっそくですが、生まれも育ちも埼玉県。基本的には埼玉と東京を行き来しながら31年間過ごしてきました。
同じ名字の人には今まで一度も会ったことがありませんが、どうやら和歌山県にルーツがあるみたいです。
幼稚園から高校卒業までは、ずーっとサッカー一筋。勉強なんてろくにせず、とにかく打ち込んでいました。

下部組織に所属したことや、埼玉県の高校(緑色)のユニフォームを着てプレーしていたこともあるので、サッカーの話ならそれなりにできます。
四枝さん:野球 肥後くん:テニス 僕:サッカー
と綺麗に分かれているので、khakiのフットボールファンの方、アツ過ぎるW杯の話をぜひしましょう!

サッカー部 ⇨ 専門学生 ⇨ カナダ ⇨ 1LDK ⇨ 古着卸 ⇨ オーストラリア ⇨ 珈琲 ⇨ khaki ⇦ イマココ
話が逸れがちなタイプなので、「もう既に尺が長いかな…」なんて考え始めてしまいましたが(笑)。

高校卒業後は外語の専門学校へ進学し、卒業後はワーキングホリデーでカナダへ。理由は単純で、アメリカに近かったからです。
当時はヴィンテージバイヤーをやりたくて、バイヤーの方々のアメリカでの買い付け話を読んだり見たりしながら、妄想を膨らませていました。
そんな状況に少しでも近づきたくてカナダを選び、VISAが許す限り働くか、スリフトショップを回るか。そのどちらかを繰り返しながら、1年半ほど過ごしました。

そこで出会ったBallantineのカシミヤニット。
致死量の古着を浴びる生活の中で、乱雑なラックから手に取った1枚。確か5.99ドル。
これで僕の服の方向性は決まりました。

クラシックで上質な素材の洋服を身につけること。
大枠が定まった中で遊びはあれど、この姿勢だけは今日まで変わっていません。

ちなみに、生地を触る時は、右手の指4本を揃えて、刷毛みたいに何度も撫でる癖があります。
視覚と触覚、たまに嗅覚と聴覚。使えるものはフルで使って洋服と向き合う時間が昔から好きです。

古着塗れになって帰国後、近い方向性で、なおかつ新品屋さんで働きたいと思い入社したのが、後に四枝さんと出会うことになる1LDKでした。

最初に配属されたのは、東京・表参道のキャットストリート入口、GYREビルにあった1LDK/DEPOT。何から何まで自分たちで考え、実践するスタイルにしごかれまくりました。

お店の顔とも言えるブログも、自分で撮影して、キャプションを考えて、文章を書く。当時は本当に苦手で、一つ仕上げるのにも苦労していたのを、今書きながら思い出しています。
ようやく自分なりの撮影や文章の形が見えてきた頃、お店は閉店し、1LDK NAKAMEGUROへ異動になりました。

そうです。
ここで店長をやっていたのが四枝さん。

業務的なしがらみから解放され、洋服屋としてまた一歩、その面白さの深みへ自ら進んでいくきっかけをくれたのが四枝さんでした。

khakiに来てくださる皆さんなら、この感覚はきっと共感していただけるんじゃないでしょうか。
↑直接会ったら言えないような、まあまあ恥ずかしい内容ですが(笑)。

一緒に働いていた頃は本当にふざけ倒していました。でも、やることはやるし、結果も出す。そんな働き方がすごく心地良かったです。

いい加減長くなってきたので、この辺りからは少し駆け足で。

四枝さんがkhakiオープンに向けて退職したあと、僕はニュージーランドへ行くために退職。…のはずが、そのタイミングでCOVID-19が世界的大流行。
懐かしいですね。当然ワーホリどころではなくなり、ライターや荷揚げなどを掛け持ちしながら生活し、その後タイミング良く募集していたヴィンテージ卸へ。

ここでもまた致死量の古着を浴びつつ、ファッション誌には載らないようなニッチな情報を吸収し続ける毎日でした。
例えば、トラッドのルールに沿った外し方だったり、まったく違う文脈から作るトラッドスタイルだったり。型にはまらないこと、その背景にあるカルチャーを知ること。それらが何層にも重なってできるレイヤーを考えること。

そんな話を日常的に交わすファッショナブルな人たちに囲まれていた時間は、本当に楽しかったですし、今の自分の糧にもなっています。

それだけ洋服塗れの生活をしていても、やっぱり行きたい場所には行きたい。
英語圏で地に足をつけて生活してみたい、という思いはずっとあって、結果的にニュージーランドではなくオーストラリア・メルボルンへ行きました。

カナダは好きなことに全振りした1年半でしたが、メルボルンでは「生活する」という感覚をちゃんと味わえた気がします。
何とかなるだろう、くらいの気持ちで飛行機に乗り、入国から2週間ほどでフルタイムの仕事を見つけ、そのままずっと働いていました。

家から徒歩5分でビーチや植物園。道端ではコーヒー片手にスモールトークを楽しむローカルの人たち。みんなが自分のペースで日常を楽しんでいる姿が、とても素敵でした。

日常における非日常。
ちゃんと生活したな、と心から思える時間でした。

そして、どこで飲んでも美味し過ぎるコーヒー。
「自分でも淹れられるようになりたい」と思って転職を考えましたが、未経験では全然ダメ。メルボルンはバリスタの地位が本当に高かったです。だからこそ余計にやりたくなって、帰国後すぐコーヒー屋へ。

先月半ばまで約2年間働きました。ラテアートももちろん面白いですが、味を言葉で表現する難しさもまた沼でした。
バリスタとして働いていた頃、四枝さんの結婚式で初めて鹿児島へ。素敵な式で、さすがに泣きました。そして何より、集まっていた人数にも驚きました。

これだけ多くの人に慕われている人なんだな、と。デカい背中です。
そしてこのカード。

もちろん内容も嬉しかったのですが、それ以上に「また一緒に働きたい」と直感で思いました。その後何度か連絡を取り、今こうしてkhakiにいます。
こういうご縁を大切にしたいというのは、自分のコアな部分でもありますし、洋服を選ぶ時も、案外そういうところを大切にしている気がします。

作り手だったり、その服が生まれた背景や、誰から買ったのか、もしくは誰と買いに行ったのかとか、思い出的な。案外そういうところに惹かれることが昔から多いです。だから洋服って面白いなと思います。
移住そのものへの不安は、実はあまりありませんでした。それよりも、khakiや、これからオープンする新店舗の力になれるかどうか。

僕の中では、その一点だけでした。
改めて洋服屋として、気合いを入れて鹿児島に来ました。皆さんとお話しできるのを楽しみにしています。
これからどうぞよろしくお願いします。
khaki 網谷
取り扱いブランド
HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…
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