惚れ込んだレザー。

こんにちは。

khakiの四枝です。

毎日のように入荷、まさに入荷ラッシュ状態に入った当店ですが、それでも入荷がなかった事に感じるぐらいのスピード感でいつも旅立っていますが、今期は去年の約倍のオーダーで挑んでいる事もあり、現状ではしっかりと皆さんに提案出来るだけのラインナップを揃える事が出来ています。

毎年12月の中旬にはガス欠で店休に入るので今年こそはしっかり毎日営業で完走したいですね。

さて、日々のラッシュで少し更新が滞っていた新作紹介を行っていきましょう。

Gorsch the merry coachman(ゴーシュザメリーコーチマン) 26AW “Lamb Leather Blouson Suede Side” -Soot Black- ¥330,000-(intax) 着用サイズ48

まだシャツしか納品されていなかったゴーシュも今回の納品で一気に完納となりました。

まずは僕が一番楽しみにしていたレザーから紹介しましょう。

展示会初日の早い時間に伺った26AWのゴーシュ展示会、僕が到着した時には3組のバイヤーさんが居ました、ラックに掛かるコレクションアイテムをじっくりと見ている様子、僕はベンチに並べていたレザーに目を惹かれました。

アルテリアのレザーの時にも話しましたが、僕はレザーにはかなりうるさいので、選定が他のアイテム以上に厳しいです。そんな僕ですが、このレザーは触った瞬間にかなり良い革だと言うことが分かりました。親父が所有する70年代のジョルジオアルマーニレザーコートと近しいラムレザー、当時でも70万は超えていたと聞きました。

レザーについて聞いてみるとスペイン最高峰のタンナーであるインペルサの90年代のデッドストックのラムレザー、スペイン産の厳選された上質な子羊(ラムムートン)の原皮を使用、非常にキメ細やかで柔らかく軽い特徴があります。

今回はデッドストックでカラバリ数種類見つかった事で展示されていましたが、デッドではなく今改に発注をかけて仕入れるとなると原価も一気に上がるので上代も跳ね上がるそうです。それも納得、これほどのクオリティーのレザーは最近触れた事すら無かったです、、、、。

デッドストックで見つけてきた事による今回限りのスペシャルプライスであるという事は前提としてお話ししておきます。同クオリティのレザーを同価格で展開する事はもう無いという事もご理解下さい。

このレザーを見た時の皆さんのリアクションは分かりますよ。

このレザー雰囲気めっちゃカッコいい〜、ゴーシュなんだ!!、え、、30万か高いな。

まあこんなところでしょう。

これがMAATEEだったら買いましたよね?HERILLだったら買いましたよね?これが現代的な洋服を選ぶ基準なんですね。

物の良さで買う、基本ベースはそう考えている方も多いでしょうが、一定の価格帯を超えてくるとやはりブランドの価値(人気)が最後のひと推しになるんです。このブランドなら大丈夫とか、みんなが買っているから大丈夫とか。今っぽい要素で言ったらメルカリなどでのリセールも考えたりですかね。

僕は物の良さに全振りしたバイイングをしています。khakiの今の店頭を見ればそれが分かるはずです。ブランド問わずにプライスが高い物しか並んでいない、それはクオリティだけを追い求めた結果こうなったという話です。

ブランドが人気になると価格は上がる。

皆さんが薄々感じている部分です。

それでも買うのはみんなが買っているから、着ているから、その部分が大きいでしょう。中には昔からそのブランドが好きだから買い続けているという愛を持っている方も居ると思います。

人気になったから価格が上がるのは、物の良さだけでバイイングする僕からしたらいい迷惑でしかない、仕入れたら絶対売れる安心感もあるから経営者的には良いが、バイヤーとしては複雑な心境だと思います。自分が良いと思った物を仕入れる、、、、そこを貫けるバイヤーは実際どのぐらい居るのでしょうか。去年爆発的にヒットしたけど自分は良いと思わないから今年も仕入れない、それを出来る経営者バイヤーがどのぐらい居るのか。

僕もそれを100%出来ているかと考えたら自信を持ってそうですとは言えない。どうしても何が売れたとか、何が人気だという情報は耳に入ってくる。消費者が求めている物を的確に仕入れるのが素晴らしいバイヤーなのか、自分が良いと思った物の良さ的確に伝えて売れ筋を作っていくバイヤーが素晴らしいのか、僕は絶対的に後者でありたい。そこを目指してやっていく。

今回の最高峰レザー。

デッドストックという事もあり、それぞれの色によって作れる数が決まっていました。僕が選定したレザーだとSage GreenとDark Umber以外は当店でしか買えないという事になりました。正直仕入れ数も全然多くありませんが、これも希少な革ならではなのかなと思います。当店の別注だと50~200着ぐらいは作りますが、今回はインラインで世界に1着、2着、多くて3着しか無いので当店の別注よりもはるかに希少な物となりました。

古着を買うひとの多くは人と被らないと言います。僕もありきたりですが、そんな理由から古着を買い始めました。新品でそれを言う人はまずいない、でもそれが出来てしまうのが今回のゴーシュレザー。

新品で、しかもレザーで人と被らない、しかもかなり高いクオリティの物で人と被らない。今回のゴーシュのレザーはこれが一番のポイントだと思います。レザージャケットの判断基準はデザインやシルエットも勿論重要ですが、結局は革のクオリティが重要視されそこを高いレベルでクリアし、そこに1点物という付加価値が加わった。

今回のレザーは表で作るか、裏で作るかも自分で選べます。

僕はkhaki以外を迷わずスウェードでお願いしました。

革の良さをより感じる事が出来る、見た目からも引き立たせてくれるのは表革です。今回7色のレザーをセレクトしましたが、僕が最初に思い描いたのが、古着屋で雑に積まれているカスカスのスウェードシャツの山、あれって自分では着たいとは思わないけど、見ている分には凄くカッコいいよなってそんな事を思っていて、それを最高峰のレザーでしかも自分が着たいと思える形であれば最高じゃないって思ったんですね。

僕が古着屋で見るそれと、こうやって置いた時同じように見えるけど全然クオリティが違う。

あのカスカスレザーの良いところは、雑に着て、シミを作る、シワが入る、擦れて毛が短くなる、この一見するとマイナスポイントである部分をプラスにしてくれる事。

綺麗に着る事に意味を感じない、適当に着てその人の歴史を刻んでいく事に意味を感じるジャケット。

1~2万で買える古着のカスカスレザーではなく、スペイン最高峰のレザーでそれをやろうって言うのが今の僕の気分。

古着は安くておしゃれを楽しめるのが良い部分。(今はだいぶ変わってしまったけど)

僕らはそこを目指すことはない、良い物を雑に着るカッコ良さに気付いたらそれが本当にカッコいい大人だと思います。

より雑に沢山着てほしいという思いもあってスウェードをメインでセレクトしました。

Gorsch the merry coachman 26AW “Lamb Leather Blouson Suede Side” -Loden Green- ¥330,000-(intax) 着用サイズ46

色もサイズも選べる感じではない。

自分に合う1着に出会う事が出来たらそれを選べば良い。

この感覚はまさに古着そのもの。

自分がずっと探していたバンTがサイズがXLで着丈、身幅も理想的だった時のあの感動、、、、ほとんどの方には伝わらないと思いますが、、、。このゴーシュレザーの場合自分が良いと思ったカラーを選んで、袖を通してサイズがぴったり合った時それは運命だという事。

新品でこの感覚を味わえるのは嬉しい。

地味に背面Tバックなの結構好きです。

STYLE(174cm62kg)

カットソー:ULTERIOR(アルテリア) 26AW “PURE CASHMERE TENJIKU T-SHIRT” -TOP BROWN- ¥66,000-(intax) 着用サイズ4

パーカー:HERILL(へリル) 26AW “Goldencash ZipupHooded” -Natural- ¥242,000-(intax) 着用サイズ1

ボトム:HERILL(へリル) 26AW “Goldencash Sweatpants” -Natural- ¥176,000-(intax) 着用サイズ2

シューズ:MARMOLADA(マルモラーダ) “CRISTIAN” MAROKID -NERO- ¥172,700-(intax)

Gorsch the merry coachman for khaki “Lamb Leather Work Jacket Suede Side” -Loden Green- ¥374,000-(intax) 着用サイズ48

これ別注です。

実際今回のレザーシリーズ全部別注みたいなモノだったし、この別注モデルも3着しかないのでヌルッと紹介しました。

いつもの別注なら僕が着て、ガッツリ紹介して、発売日を設けてってやっていますが、これ別生地で作られていたカバーオールの型がすごく良かったので、これでレザーいけますか?いけまっせ!!でさらっと決まったので今回のような打ち出しになりました。

基本的にはいつも通りです。数が少ないから微妙とかそうゆう話でもなくて、僕が着たいから作ってもらった、、、、それでしかないです。

HERILLカーゴも一緒、khaki色で欲しかったから作ってもらったそれでしかない。

これが欲しかったのには明確な理由があります。

僕が気に入って着ていた3年ぐらい前?に買ったゴーシュのレザー。(このレザーもkhaki

しかオーダーしていなかったみたいで実質別注でした)

このカーキ色のレザーですね。

これが小さくて着れなくなったんです。これ凄く気に入っていて、まずカーキ色のレザーとかないし、ゴーシュらしい土っぽさにデザインも効いていたバランスがとても良かったんですが、この撮影した当時から+5~6kgは成長したのでワンサイズ分ぐらい小さいです。

これ実質別注という事もあったので思い入れ込みで手放したくはないのですが、着る事は無さそうなので気になる方に格安でお譲りしますので気になる方はご連絡下さい。これも日本に3着しかないです。

すみません。いきなり私物を売り込む流れをぶち込んでしまいました。

まあ、あれが着れなくなった代わりを探していてどうせならゴーシュが良かったし、今回たまたま出会った最高峰のレザーがカーキ色だったことも運命かなと思って別注を依頼したわけです。

サイズ46.48.50で1点ずつしかなかったので、少しだけ我慢しましたが、全く反応が無かったので昨日お持ち帰りしました。

インラインのブルゾンでも良いなと思いつつ、手持ちのレザーがブルゾンが多かったりのバランスを見てカバーオールにしましたが、タイミング良く、いや悪いのか?アルテリアからも素晴らしいカバーオールのレザーが展開されたのでなんだかそちらに持っていかれたような気もしつつ。

このレザーの良さでもあり、悪さでもある、異常なまでの土臭さ。

この土臭い雰囲気を緩和するためのニットリブ採用がインラインの狙いだと思います。

僕は土臭さをゴリゴリに盛り込みたかったのでカバーオールでスウェードでニットの切り替えはなしです。僕の場合ジャケット単体で土臭さを緩和するよりもスタイリングで緩和させたいと考えました。今回のスタイリングのようにHERILLニットをインナーにさす、これから入荷するオールドのカシミヤインターロックをさしたり、時にはMAATEEのカシネルでアメカジ感を出していくのもありかなと考えたり。ボトムを少し綺麗めにしてみるとか、革靴をマルモラーダからformeにしてみるとか、スタイリングによって物の見え方は変わるので、色々試してみるのがオススメです。

サーマルやインターロックの上にパッと羽織ってもう着れるぐらいの気温になりましたね。僕は昨日持ち帰ってゴールデンキャッシュ軍団とのスタイリングを試しましたが、脳汁でした。

冬の出勤スタイルブログで必ず登場すると思うので、その時にしっかり後悔して下さい。これ皆さんが思っている以上に良いです。

ちなみに僕がサイズ50を着てまあまあゆったりなので、普段サイズL相当の方は48で良いです。

STYLE

ニット:HERILL(へリル) 26AW “Goldencash Pullover” -Red

ボトム:クラシック私物

シューズ:クラシック私物

展示会で見た時から半年が経過していざ形となって再開したレザー。

やはり僕が惚れ込んだレザーに間違いはなかったと思いました。

今は全然考えてない人が大半かと思いますが、オンシーズンに着用している選ばれし12名の姿を見て後悔する事でしょう。

本当に良いレザーでした。ありがとう鈴木さん。(デザイナーさん)

在庫数(ブログ更新時点)

Loden Green

SIZE46×1

Sage Green

SIZE48×1

Navy

SIZE48×1

Soot Black

SIZE46×1

SIZE48×1

Camo Dark Khaki

SIZE46×1

Ex.

SIZE46×1

SIZE48×1

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/FOUNDOUR(ファウンダ)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Olde H & Daughter(オールドエイチアンドドーター)/YE OLDE AND NEW MAN( イー オールド アンド ニュー マン )/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

ACCESS

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